内容説明
それはカフェ・ソサエティからはじまった…。伝説的な天才歌手、ビリー・ホリデイが歌う“20世紀最高の歌”と公民権運動の足音。
目次
1 南部の木々
2 『奇妙な果実』を書いたのは私だ
3 リンチという悲惨な物語
4 カフェ・ソサエティ
5 『奇妙な果実』
6 ときには完璧なことが…
7 物語を伝えるということ
8 それはあまりにも力強く…
著者等紹介
マーゴリック,デーヴィッド[マーゴリック,デーヴィッド][Margolick,David]
米国の弁護士出身のジャーナリスト。ミシガン大学とスタンフォード・ロースクールを卒業。1981年から1996年まで『ニューヨーク・タイムズ』紙の法律担当記者・コラムニスト。週1回の人気コラム「法廷から」の執筆やシンプソン事件などを担当。4回にわたってピューリッツァー賞候補となった。その後、『ヴァニティ・フェア』誌の協力編集者を2000年までつとめる
小村公次[オムラコウジ]
音楽評論家。1948年島根県生まれ。1976年、第1回『音楽現代』誌新人評論に「オペラ、これまで、これから」で第1席入選。オペラと現代日本の作曲家の仕事をメインに据えた批評活動を行う
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