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ビリー・ホリデイと『奇妙な果実』―“20世紀最高の歌”の物語

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  • サイズ B6判/ページ数 192,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784272612109
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0073

内容説明

それはカフェ・ソサエティからはじまった…。伝説的な天才歌手、ビリー・ホリデイが歌う“20世紀最高の歌”と公民権運動の足音。

目次

1 南部の木々
2 『奇妙な果実』を書いたのは私だ
3 リンチという悲惨な物語
4 カフェ・ソサエティ
5 『奇妙な果実』
6 ときには完璧なことが…
7 物語を伝えるということ
8 それはあまりにも力強く…

著者等紹介

マーゴリック,デーヴィッド[マーゴリック,デーヴィッド][Margolick,David]
米国の弁護士出身のジャーナリスト。ミシガン大学とスタンフォード・ロースクールを卒業。1981年から1996年まで『ニューヨーク・タイムズ』紙の法律担当記者・コラムニスト。週1回の人気コラム「法廷から」の執筆やシンプソン事件などを担当。4回にわたってピューリッツァー賞候補となった。その後、『ヴァニティ・フェア』誌の協力編集者を2000年までつとめる

小村公次[オムラコウジ]
音楽評論家。1948年島根県生まれ。1976年、第1回『音楽現代』誌新人評論に「オペラ、これまで、これから」で第1席入選。オペラと現代日本の作曲家の仕事をメインに据えた批評活動を行う
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sasha

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リンチの末、木から吊るされる黒人の遺体。人種差別の激しかったアメリカ南部の風景を歌詞にした「奇妙な果実」と、それを歌った黒人の歌姫、ビリー・ホリデイの軌跡を追う。日本でも何人かの歌い手が歌っているが、初めて聴いたのは浅川マキだった。確かにこの歌にはなんとも言えぬ落ち着かなさがある。本書はビリーが歌った当時を知っている人々の証言を盛り込んでいる。たった1曲。それでもその歌には重要なものを秘めていた。2012/10/14

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