• ポイントキャンペーン

どうする山のトイレ・ゴミ―オーバーユースと登山者の課題

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 183p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784272610563
  • NDC分類 786.1
  • Cコード C0075

目次

1章 山のトイレと登山者の試み(オーバーユースと山岳自然保護憲章;早池峰山頂トイレで学んだこと;携帯トイレ活用のすすめ;山のトイレ改善の試み;山のし尿処理の技術的可能性;エヴェレスト山中に残されたゴミとし尿;ヨーロッパ・アルプスの山小屋)
2章 登山は山を荒らすか?(クリーンハイク運動の歴史と成果;白神山地における「入山禁止」と登山の自由;集団登山をどう考えるか;ヒマラヤ諸国の山岳自然保護規則)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

FK

0
ヨーロッパの山小屋に比較するべくもない惨憺たる日本の山小屋! その思 いを新たにするのがこのトイレの問題。ゴミは持ち帰るが、排泄物はなかなか難しい。携帯電話ならぬ携帯トイレがあるのだが......。あと同感だったの「山岳自然に負荷をあたえる大規模な集団登山はやめる」(P.10)ということ。これははっきり言って、「学校登山」のことだ。これは私も大いに賛成。どれだけこれまで迷惑を被ってきたことか。中学生たちを見ていてもかわいそうになってくる。いやいやながらの強制登山では。2005/01/05

npu

0
山の排泄物(ゴミ)問題をクソ真面目に取り上げた、珍しいコラム集。第1章2節 ウンカーと名乗る13名が、山小屋に溜まった登山者のし尿を担ぎ下ろした糞闘記。岩手県と二人三脚を繰り返しながら、トイレ便槽の穴を塞ぐまでの苦労が記録されている。他のコラムも負けていない。登山愛好家による携帯トイレアイディアは非常に参考になったし、電気電子工学の専門家からの視点も斬新に感じた。ただ、第1章(7)の内容はどうも本著にふさわしくないように感じた。2012/12/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1163446
  • ご注意事項

最近チェックした商品