内容説明
イスラム文化と政治、少数民族問題、深刻な環境破壊、貧困と差別。ウイグル民族などの生活と文化の中に、現代中国の光と影が浮かびあがる西域見聞録。
目次
1 北京千夜一夜
2 西安・敦煌あれこれ
3 シルクロードと少数民族
4 ウルムチ・トルファン憂情
5 中国の環境問題
6 ジュンガル盆地の北の国
7 天空のかなたへ
8 ウルムチの大晦日と酷寒のクチャへの旅
9 ホータン回遊
10 同時多発テロと日本、中国及び世界のイスラム教
著者等紹介
野口信彦[ノグチノブヒコ]
1943年、東京、深川の生まれ。1965~1966年11月、北京体育学院に留学。1969年から新日本体育連盟(現在の新日本スポーツ連盟)の全国常任理事を歴任。1986年より日本勤労者山岳連盟に勤務、専従事務局長。日本ヒマラヤ協会会員、HAT―J(日本ヒマラヤンアドベンチャートラスト)評議員、パミール中央アジア研究会創立会員、新日本スポーツ連盟副理事長、日本中国友好協会全国理事、日本シルクロード倶楽部会員、日本シルクロード文化センター主宰
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