出版社内容情報
近現代の主要な戦争を対象に、これまで十分に検討されてこなかった戦争における勝利と敗北の意味に独自のアプローチで取り組む。
過去200年間に行われた主要な戦争を仔細に検証し、その勝利の代償がいかに甚大なものであったのかを独自のアプローチで明らかにする。これまで十分に研究されてこなかった戦争における勝利と敗北の問題を探究する画期的な書。
序文
序章 あてにならない勝利の側面
第一章 勝利と敗北 1815-1840
第二章 クリミア戦争とその結果 1846-1881
第三章 日露戦争の遺産 1905-1930
第四章 第一次世界大戦勝利のとらえどころのない報酬 1919ー1939
第五章 無条件降伏―第二次世界大戦の帰結 1945-1970
第六章 一九四五年以降の勝利の特質
日本語版への補遺
訳者あとがき
【著者紹介】
ニューサウスウェールズ大学上級研究員。おもな著作に、The Arab-Israeli Conflictなど。邦訳に『アメリカと戦争1775-2007―「意図せざる結果」の歴史』(共著、高田馨里訳、大月書店)がある。
内容説明
ナポレオン戦争、クリミア戦争、日露戦争、第一次・第二次大戦など、過去200年間に行われた「世界戦争」を仔細に検証し、その勝利の代償がいかに甚大なものであったのかを独自のアプローチで明らかにする。これまで十分に論じられてこなかった戦争における勝利と敗北の問題を探究する現代の名著。
目次
序章 勝利の仮面
第1章 勝利と敗北―1815‐1840
第2章 クリミア戦争とその結果―1846‐1881
第3章 日露戦争の遺産―1905‐1930
第4章 第一次世界大戦勝利のわずかな報酬―1919‐1939
第5章 無条件降伏‐第二次世界大戦の帰結―1945‐1970
第6章 一九四五年以降の勝利の特質
日本語版への補遺
著者等紹介
ビッカートン,イアン・J.[ビッカートン,イアンJ.] [Bickerton,Ian J.]
1938年生まれ。ニューサウスウェールズ大学名誉教授
高田馨里[タカダカオリ]
東京生まれ。明治大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程単位取得退学。博士(史学)。現在、大妻女子大学比較文化学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くらーく
たけふじ
koba23
takao
kuppy
-
- 和書
- 推定有罪 岩波現代文庫