勝者なき戦争―世界戦争の二〇〇年

個数:
  • ポイントキャンペーン

勝者なき戦争―世界戦争の二〇〇年

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2025年07月17日 05時20分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 287,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784272530434
  • NDC分類 209.6
  • Cコード C0022

出版社内容情報

近現代の主要な戦争を対象に、これまで十分に検討されてこなかった戦争における勝利と敗北の意味に独自のアプローチで取り組む。

過去200年間に行われた主要な戦争を仔細に検証し、その勝利の代償がいかに甚大なものであったのかを独自のアプローチで明らかにする。これまで十分に研究されてこなかった戦争における勝利と敗北の問題を探究する画期的な書。

序文

序章 あてにならない勝利の側面

第一章 勝利と敗北 1815-1840

第二章 クリミア戦争とその結果 1846-1881

第三章 日露戦争の遺産 1905-1930

第四章 第一次世界大戦勝利のとらえどころのない報酬 1919ー1939

第五章 無条件降伏―第二次世界大戦の帰結 1945-1970

第六章 一九四五年以降の勝利の特質

日本語版への補遺

訳者あとがき

【著者紹介】
ニューサウスウェールズ大学上級研究員。おもな著作に、The Arab-Israeli Conflictなど。邦訳に『アメリカと戦争1775-2007―「意図せざる結果」の歴史』(共著、高田馨里訳、大月書店)がある。

内容説明

ナポレオン戦争、クリミア戦争、日露戦争、第一次・第二次大戦など、過去200年間に行われた「世界戦争」を仔細に検証し、その勝利の代償がいかに甚大なものであったのかを独自のアプローチで明らかにする。これまで十分に論じられてこなかった戦争における勝利と敗北の問題を探究する現代の名著。

目次

序章 勝利の仮面
第1章 勝利と敗北―1815‐1840
第2章 クリミア戦争とその結果―1846‐1881
第3章 日露戦争の遺産―1905‐1930
第4章 第一次世界大戦勝利のわずかな報酬―1919‐1939
第5章 無条件降伏‐第二次世界大戦の帰結―1945‐1970
第6章 一九四五年以降の勝利の特質
日本語版への補遺

著者等紹介

ビッカートン,イアン・J.[ビッカートン,イアンJ.] [Bickerton,Ian J.]
1938年生まれ。ニューサウスウェールズ大学名誉教授

高田馨里[タカダカオリ]
東京生まれ。明治大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程単位取得退学。博士(史学)。現在、大妻女子大学比較文化学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くらーく

1
現在の先進国(世界戦争を戦った国)は、200年間無駄な事をしていたのだろうか。人口の調整だったのかもしれないな、戦争って。 オーストラリアの人から見た日本観も分かるが、どうして日本って嫌われるのだろうねえ。中国よりも理解しにくいというか、受け入れにくいのだろうか。 何だかんだと考えさせられる良書だと思います。こういう振り返りは必要だな。2016/01/30

たけふじ

0
「どのような戦争に勝利したとしても、得られる利益は戦争をしなかった時の方が大きい」というシンプルな主張。戦後世界の枠組みを構築できるのが戦勝国の最大の利益であるが、その枠組みすら25年のうちに瓦解してしまうと、様々な戦争を事例として論じる。不戦を極めて合理的な判断のもとで訴える名著だが、筆者の原点は「他者の生命への配慮が欠け、富の蓄積や国力増強があまりに重視されてきた」(p252より要約)というヒューマニズム的立ち位置にあるのではないかと感じた。2016/05/09

koba23

0
これを読むと過去の戦争は、どれも繋がりがあり、戦後の体制をうまく作れないまま新たな戦争を生み出していくことがわかった。しかも、戦後の体制は戦勝国が考えているにもかかわらず、思ったような体制になっていない。一旦戦争をしてしまうと、結果的には勝者はいないので、一番の戦略は戦争をしないことだということがよくわかる。2016/01/15

takao

0
ふむ2025/02/17

kuppy

0
クリミア戦争や日露戦争は地域戦争というイメージが強かったけれどもこのように流れで見ていくと、それぞれが世界大戦への前哨戦、導火線だっとことがわかる。特にナポレオン戦争については知っているようで知らないことが多かった。これだけ生産的でない戦争を何世紀も続けてきた人間の業の深さを感じる。クリミアもヨーロッパ(EU)の綻び、日露戦争の緩衝地帯(朝鮮戦争)も過去の話ではない。2018/03/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9715221
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品