「慰安婦」バッシングを越えて―「河野談話」と日本の責任

個数:

「慰安婦」バッシングを越えて―「河野談話」と日本の責任

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年06月03日 22時41分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 236,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784272520893
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0021

出版社内容情報

「河野談話」見直しや「強制連行否定」論など、近年高まる右翼的傾向。「慰安婦」問題の解決に向けて、日本がすべきことは何か。

繰り返される「暴言」、歴史認識の錯誤に終止符を!

蔑ろにされつづける謝罪と補償。そればかりか、「河野談話」見直しや「強制連行否定」論など、近年高まる右翼的潮流。20数年におよぶ「慰安婦」問題をめぐる状況を整理し、問題の解決に向けて日本がすべきことは何かを示す。

第1部「河野談話」と「慰安婦」制度の真相究明――何がどこまでわかったのか?
1 「河野談話」をどう考えるか--その意義と問題点(吉見義明)  
2 被害者証言にみる「慰安婦」連行の強制性(西野瑠美子)
【コラム】中国山西省・盂県に見る性暴力被害の強制性(池田恵理子)
3 「慰安婦」問題と公娼制度(小野沢あかね)
【コラム】「慰安婦」誘拐犯罪――静岡事件判決(前田朗) 
第2部 日本政府の法的責任――なぜ国民基金は解決に失敗したのか?
1 国民基金の失敗―日本政府の法的責任と植民地主義(金 富子)
2 韓国挺対協運動と被害女性―なぜ国民基金に反対したのか(尹美香)
3「国民基金」と反対運動の歴史的経緯(鈴木裕子)
【コラム】東京裁判・BC級戦犯裁判と日本政府の責任(林博史)
4 被害者不在の「和解論」を批判する(西野瑠美子)
第3部 「慰安婦」問題の解決――今何が必要か        
1 なぜ多くの若者は「慰安婦」問題を縁遠く感じるのか――若者の現在を読み解く(中西新太郎)
2 教科書問題と右翼の動向(俵義文)
【コラム】忘却に抵抗するドイツの歴史教育・記憶の文化(岡裕人)
3 「慰安婦」問題の解決に何が必要か――被害者の声から考える(梁澄子)
【コラム】コラム 日本軍「慰安婦」問題解決のためのもう一つの国連人権制度・UPR(安善美)
4 日韓請求権協定と「慰安婦」問題(吉澤文寿)
5 世界史の中の植民地責任と「慰安婦」問題(永原陽子)
付録 ブックガイド、年表、「河野談話」など各種資料

【著者紹介】
(略称:VAWW RAC バウラック)1998年6月に発足した「戦争と女性への暴力」日本ネットワークを発展改称。非暴力・平和・平等な社会の実現のため、シスターフッド・エンパワメントを意識した活動を展開。

内容説明

「慰安婦」への強制はあった!繰り返される「暴言」を全面批判。偏狭な「愛国」や安易な「和解」と決別し、植民地主義の克服、正義の実現へ向けて、日本が今なすべきことを示す。

目次

第1部 「河野談話」と「慰安婦」制度の真相究明―何がどこまでわかったのか?(「河野談話」をどう考えるか―その意義と問題点;被害者証言に見る「慰安婦」連行の強制性;「慰安婦」問題と公娼制度)
第2部 日本政府の法的責任―なぜ「国民基金」は解決に失敗したのか?(「国民基金」の失敗―日本政府の法的責任と植民地主義;韓国挺対協運動と被害女性―なぜ「国民基金」に反対したのか;「国民基金」と反対運動の歴史的経緯;被害者不在の「和解論」を批判する)
第3部 「慰安婦」問題の解決―今何が必要か(なぜ多くの若者は「慰安婦」問題を縁遠く感じるのか―若者の現在を読み解く;教科書問題と右翼の動向;「慰安婦」問題の解決に何が必要か―被害者の声から考える;日韓請求権協定と「慰安婦」問題;世界史のなかの植民地責任と「慰安婦」問題)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

msy3a

0
「基金」論に被害者視点が根本的に欠如しているという指摘は的確 中西新太郎の若者論、とりわけ「テンションの一致」こそがすべてであり、テンションを一致させない言論こそが、「特権的」であり、若者の中の「カースト」を壊すものとして排除される、という論は新鮮2014/09/07

かじやん0514

0
読了するのにだいぶ時間がかかってしまった。中西新太郎の若者論は必読。2013/07/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/6876174
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。