内容説明
占領政策が転換するなかでの政治・社会運動の動向を、重層的・多面的に検証する。
目次
日本国憲法制定時の「九条」認識
日本社会党と講和問題―平和四原則形成過程と歴史的位置づけ
日本共産党第六回大会の歴史的意義
占領期労働運動のヘゲモニーをめぐる攻防
産別民同から総評へ―労働組合運動における「戦後革新」路線成立史序説
日本農民組合の分裂と社会党・共産党―日農民主化運動と「社共合同運動」
占領期の知識人運動―「民主革命」期のリベラリスト
主婦連合会初期の生活擁護運動
占領期における青年運動の広がり
占領後期の学生運動―反レッド・パージ闘争を中心に
占領期における生協運動の再生―日本協同組合同盟に注目して
「解放」後在日朝鮮人運動と「二重の課題」―在日本朝鮮人連盟を中心に
占領後期沖縄社会運動の軌跡―一九四八~一九五一年
占領後期の統一戦線運動―民主主義擁護同盟の結成と活動
著者等紹介
五十嵐仁[イガラシジン]
法政大学大原社会問題研究所。法政大学教授、大原社会問題研究所所長。1951年生まれ。専門は政治学・労働問題(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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