沖縄戦が問うもの

個数:
  • ポイントキャンペーン

沖縄戦が問うもの

  • 林 博史【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 大月書店(2010/06発売)
  • 【ウェブストア限定】サマー!ポイント5倍キャンペーン 対象商品(~7/21)※店舗受取は対象外
  • ポイント 90pt
  • 提携先に2冊在庫がございます。(2025年07月18日 16時34分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784272520824
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0021

内容説明

くりかえす苦難と矛盾の原点にある沖縄戦。その全容を、「集団自決」や住民動員のあり方など33の論点から多角的に検証。沖縄戦を「問い」として現在に引き継ぐための、第一人者による入門書。

目次

第1章 沖縄戦への道
第2章 米軍の上陸と沖縄戦の展開
第3章 沖縄戦のなかの人々
第4章 離島の沖縄戦
第5章 戦後の出発
第6章 なぜこれほどまでに犠牲が生まれたのか

著者等紹介

林博史[ハヤシヒロフミ]
1955年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。社会学博士。現在、関東学院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Isamash

24
林博史・関東学院大学教授(1955年生まれ、一橋大社会学博士)2010年発行著作。昭和天皇が、沖縄戦で一撃を加えたいと和平提案を拒否したことが珍しく記されていた。本土防衛のための時間稼ぎの持久戦が方針であったのに関わらず、突撃をする羽目になったので、罪は深い。そして、沖縄戦で日本の軍隊が沖縄民間人に捕虜になることを一才許さず、無駄に多くの自死を強要した事実が説得力を持って語られている。婦女暴行も多発していて、米軍よりも寧ろ日本兵士の方が恐ろしいとの証言もあったとか。沖縄への差別意識が沖縄戦にモロに表出とか2024/05/26

二人娘の父

9
沖縄戦研究で多くの仕事をしてきた著者による2010年時点での総括的著作。一次資料として体験者の証言を基にしつつ、大本営と日本軍、また米軍側の資料も駆使しての分析である。本書の特徴は「検証」と題した33もの視点・論点を提起していること。今日的にも有効となるジェンダー視点などもあり、先見性を感じる。2010年といえば、集団自決についての議論が沸騰し、オスプレイ配備を含めて沖縄政界を大きく揺るがし、ついに「オール沖縄」という名の保革共同が生まれつつあった時期でもある。そうした背景を踏まえて読み込みたい。2023/07/12

大泉宗一郎

7
県民の4人に1人が亡くなったとされる沖縄戦。なぜこれほど多くの人々が亡くなったのかを、沖縄戦研究の第一人者である著者が膨大な一次資料からその構造を解き明かす。庶民らの証言を中心に検証がなされるが、戦争の残酷さや理不尽さに改めて胸を刺されるような想いになる。米軍の投降呼びかけでは戦陣訓を守る日本兵がいるガマではほぼ全滅、海外にいた島民が周囲を説得して自決を逃れるなどある程度パターンがあり、”異質”であることの重要性を説く。左派色が濃いが、徹底して庶民や弱者の目線から歴史を紡ごうとする著者の姿勢には共感する。2024/04/14

健康平和研究所

1
日本軍がいることで住民はアメリカ軍に保護されるよりは死を選ばされた 首里で日本軍が降伏しなかったことによって多くの民間人と兵士も殺された2019/09/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/625123
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品