出版社内容情報
新型コロナが私たちに意識させた人との距離、そして境界線。他者とのあいだ、国と国のあいだ、生と死のあいだ…広がる連想と対話を通じて、危機の時代を生きぬくための立地点をさぐる。「弱さ」「雑」と重ねた対話集の完結編。
内容説明
コロナ・パンデミックがあらためて意識させた人との距離、そして境界。他者とのあいだ、国と国のあいだ、生と死のあいだ…広がる連想と対話の行きつく先は?「弱さ」「雑」と重ねた対話集の完結編。
目次
第1章 さまざまな「あいだ」(「あいだ」ということばの意味するもの;文章に「あいだ」をつくる ほか)
第2章 「あいだ」を広げる二つの視点(自分の中に「あいだ」をつくる―田中優子;空間の「あいだ」、人々の「あいだ」―山崎亮)
第3章 「あいだ」は愛だ(二人の提起を受けて;「あいだ」は愛だ、と言えるか? ほか)
第4章 「あいだ」で読み解くコロナの時代(「不要不急」と「あいだ」;自分と他者の「あいだ」―わからなさに耐える ほか)
第5章 「弱さ」×「雑」×「あいだ」(「死者のことば」は代弁できるのか?;文学と「雑音」 ほか)
著者等紹介
高橋源一郎[タカハシゲンイチロウ]
作家、評論家、明治学院大学名誉教授。『優雅で感傷的な日本野球』で第1回三島由紀夫賞、『日本文学盛衰史』で第13回伊藤整文学賞、『さよならクリストファー・ロビン』で第48回谷崎潤一郎賞を受賞
辻信一[ツジシンイチ]
文化人類学者、環境活動家、明治学院大学名誉教授。「スローライフ」「キャンドルナイト」「しあわせの経済」「ローカリゼーション」などのテーマを軸に環境=文化運動にとりくむ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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田氏
amanon
Go Extreme
じーも@この度本屋さんとかを開きました
pippibato