「あいだ」の思想―セパレーションからリレーションへ

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「あいだ」の思想―セパレーションからリレーションへ

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  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784272431052
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0010

出版社内容情報

新型コロナが私たちに意識させた人との距離、そして境界線。他者とのあいだ、国と国のあいだ、生と死のあいだ…広がる連想と対話を通じて、危機の時代を生きぬくための立地点をさぐる。「弱さ」「雑」と重ねた対話集の完結編。

内容説明

コロナ・パンデミックがあらためて意識させた人との距離、そして境界。他者とのあいだ、国と国のあいだ、生と死のあいだ…広がる連想と対話の行きつく先は?「弱さ」「雑」と重ねた対話集の完結編。

目次

第1章 さまざまな「あいだ」(「あいだ」ということばの意味するもの;文章に「あいだ」をつくる ほか)
第2章 「あいだ」を広げる二つの視点(自分の中に「あいだ」をつくる―田中優子;空間の「あいだ」、人々の「あいだ」―山崎亮)
第3章 「あいだ」は愛だ(二人の提起を受けて;「あいだ」は愛だ、と言えるか? ほか)
第4章 「あいだ」で読み解くコロナの時代(「不要不急」と「あいだ」;自分と他者の「あいだ」―わからなさに耐える ほか)
第5章 「弱さ」×「雑」×「あいだ」(「死者のことば」は代弁できるのか?;文学と「雑音」 ほか)

著者等紹介

高橋源一郎[タカハシゲンイチロウ]
作家、評論家、明治学院大学名誉教授。『優雅で感傷的な日本野球』で第1回三島由紀夫賞、『日本文学盛衰史』で第13回伊藤整文学賞、『さよならクリストファー・ロビン』で第48回谷崎潤一郎賞を受賞

辻信一[ツジシンイチ]
文化人類学者、環境活動家、明治学院大学名誉教授。「スローライフ」「キャンドルナイト」「しあわせの経済」「ローカリゼーション」などのテーマを軸に環境=文化運動にとりくむ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

田氏

20
思考マニアというか中毒者というか、そんなタッグで検討してきた「弱さ」「雑」に続いての、三部作完結編。「あいだ」という一語に、さまざまな思考が磁力のように吸い付けられていく。自他境界やら、AでもBでもない領域とか、AでもBでもあるスペクトラムとか。さまざまな「あいだ」を検討するうち、話は社会や文化における関係性としての「あいだ」に集約されていく。その盛り上がりはさすがの左派論客といった感。そういえばこの対談、一冊を通して良し悪しの価値評価がほとんど見られない。右も左も悪者探しの昨今からすると超然としている。2021/07/18

amanon

3
「あいだ」という概念をキーワードにしながら、縦横無尽に語る二人。何かと短絡的に答えを求めがちな、昨今の風潮に対して、「ちょっと待ってください。もうちょっと踏みとどまって、じっくり考えてみましょうよ」というスタンスにはなかなかなりにくい。しかしそれでも、「待ってください」と言うべきかも。そんな気にさせられる。そして、これまで我々が自明のものとして受けとめてきた西洋的な思考が、決して普遍的なものでないという指摘は重要。その考え方を全て捨てるのではなく、その限界を見極め、東洋的思考の良い部分を取り入れるべきか。2022/05/20

Go Extreme

2
さまざまな「あいだ」:「あいだ」の意味 文章に「あいだ」をつくる 時代の「あいだ」を生きた人たち 自由 「あいだ」を広げる2つの視点:自分の中に「あいだ」をつくる 空間の「あいだ」人々の「あいだ」 「あいだ」は愛だ:2人の提起を受けて 「あいだ」は愛だと言えるか 家族にも「あいだ」が必要 「あいだ」で読み解くコロナの時代:「不要不急」と「あいだ」 自分と他者の「あいだ」―わからなさに耐える 数学からほんの世界へ 「弱さ」×「雑」×「あいだ」:死者のことばは代弁できるのか 文学と雑音 「あいだ」と自由2021/07/14

じーも@この度本屋さんとかを開きました

1
実は以前に挫折。久しぶりに本を開けて読んでみた。おもしろかった。でも最後部分は読み飛ばすことも…。前の本を読んでみたくなった。2024/03/25

pippibato

1
あいだ。経済や効率を求めた結果失われつつあるその大切さについて考えさせられる一冊です😌2023/08/21

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