出版社内容情報
顔見知りくらいの関係だと何を話していいかわからず、何気ない雑談がとっても苦手。
そんな著者が、少しずつ苦手を克服してきたツール「会話のきっかけレシピ」をイラストとともに紹介。
「会話の達人」にはなれなくても、気持ちがラクになります。
内容説明
仕事の時間より、休憩時間が苦痛。何かしゃべらなきゃ、とあせってどっと疲れる。人づきあいが重たく感じる。そんな、あなたに。
目次
第1章 みんな何をしゃべってるの!?対人関係に悩んだ日々
第2章 そうだ!雑談を集めてみよう
第3章 日常シーンごとの私の「レシピ」
第4章 悩みとヒントが「見える化」された
第5章 会話のきっかけにも「きっかけ」があった―なぜ、「まずは笑顔・あいさつ」と言われるのか?
第6章 「会話のきっかけレシピ」と歩く
著者等紹介
枚岡治子[ヒラオカハルコ]
1975年大阪府生まれ。大阪市立大学大学院前期博士課程修了後、IT企業に勤め、現在はパソコンインストラクターおよびライターとして活動。「普通」と福祉・医療のスキマにできる悩みに関心がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
リトル
20
★★★ 私も著者と同様、対人関係に極端なところがあるので、雑談に関して共感できるところが多々あった。日常ごとの「レシピ」は、シンプルだけど、豊富でわかりやすかった。雑談苦手が完治されるわけではないけど、少しでも克服できるきっかけにしたい。2020/11/01
サルビア
17
全く知らない人が集まるところへ出かける事が多い私ですが、沈黙に耐えられず、自分から喋ってしまう事が多いです。でも、会話が弾まずに苦労しているので参考になるかと思って読んでみました。著者も、会話のきっかけを掴むのが上手ではなく、人と会うのを避けたり、緊張したり、離れすぎたり、逆に近づきすぎたりと、対人関係で苦しんだようです。会話のきっかけレシピ、という考え方が面白いと思いました。周囲の人に、このシチュエーションで、どんな会話をするか、それを書いた貰い、実際の会話の時に活かしたそうです。2019/11/01
釜煮蕎麦
1
雑談をすることへの心理的抵抗について共感した。単に「こうすれば良い」という本より僕には役に立つと感じた。2020/12/31
まよっぴ
1
筆者が、雑談や人との距離感に苦手意識を感じながらも、努力をされて「会話のレシピ」を集めてこられた経緯がよく分かる本です。何でもない雑談が苦手な自分にも、会話に正解はなく、ふとしたことで会話のきっかけをアレンジできることを知ることができました。コミュニケーションができなくてはならないと、自分に圧を加えなくても、話の型を工夫したり、時には話すことを控えても悪くはないという距離感の持ち方があるということを見直すことができます。2020/06/07
木倉兵馬
0
会話を強化しようかと思い読みました。なんとなく某ラノベのヒロイン、日南葵の発言内容を思い出すところが多々ありましたね……やはり基礎の基礎だったのか……。雑談の形を記録し定形を見つけること、笑顔こそ雑談のカギであること、0か100ではなく、グラデーションを意識しておくことなどは大切なことと感じました。意識しなくては。2021/07/27