忘却に抵抗するドイツ―歴史教育から「記憶の文化」へ

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忘却に抵抗するドイツ―歴史教育から「記憶の文化」へ

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  • サイズ B6判/ページ数 199,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784272412174
  • NDC分類 372.34
  • Cコード C0037

出版社内容情報

過去と向き合い記憶に留めてきたドイツは新たな局面を迎えどこへ向かうか。記憶をキーワードにドイツの過去・現在・未来を読み解く。

【著者紹介】
1962年兵庫県生まれ。一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。89年渡独、コンスタンツ大学大学院歴史学科博士号取得。ドイツ桐蔭学園校長代理を経て、2012年4月よりフランクフルト日本人国際学校事務局長。著書に『シュテューリンゲン方伯領の農民戦争と15世紀半ば以降のその前史』、共著に『世界史カリキュラム 国際化に向かう歴史教育』(共にドイツ)などがある。

内容説明

東西統一による二重の過去、EU統合と経済危機、移民問題、兵役廃止、脱原発。次世代へ、希望を育む「記憶の文化」。在独22年の歴史研究者が、挑戦しつづけるドイツを語る。

目次

第1章 記憶を伝える(歴史の授業―第三帝国(ナチス政権時代)を学ぶ
ホロコーストの課外授業『ゲルダの沈黙』
市民に伝える記憶)
第2章 記憶は変わる(戦後二つのドイツの記憶と歴史認識の変化;統一ドイツと冷戦後のヨーロッパの記憶)
第3章 記憶と対話(ゲオルク・エッカート国際教科書研究所を訪ねて;ドイツ・ポーランド教科書対話をたどる 移りゆく時代とともに)
第4章 記憶と未来―課題と挑戦(記憶と平和;記憶と統合;記憶を未来に伝える)

著者等紹介

岡裕人[オカヒロト]
1962年兵庫県生まれ。一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。89年渡独、コンスタンツ大学大学院歴史学科にて「ドイツ農民戦争」の研究で博士号取得。ドイツ桐蔭学園理事・校長代理を経て、2012年4月よりフランクフルト日本人国際学校事務局長。ドイツ滞在はベルリンの壁崩壊の年から22年におよび、その間歴史教育・研究に携わってきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Nobuko Hashimoto

27
今年開講した科目「記憶と継承の政治学」で、キャロル・グラック『戦争の記憶』、宮川裕章『フランス現代史』に続いて3冊目のテキストとして使用。著者はドイツで長く教育に携わり、歴史を研究してきた。ギムナジウムにおける歴史教育の紹介や、教師や生徒、活動家、歴史学者らへのインタビューなどが盛り込まれていて大変興味深い。共通教科書対話による独仏、独ポ関係の修復と構築の実践には多くの示唆を得られる。さらりと読むこともできるが、発展的に検討、議論したくなる論点をたくさん示してくれている。また使いたい。2020/07/23

ののまる

13
目から鱗がポロポロ。戦後すぐはナチスやヒトラーに全責任を被せ、市民はホロコーストを封印→68年闘争で下の世代が戦争世代の親を糾弾→過去を直視する政策開始。西ドイツでの「過去を心に刻む」ための歴史教育の変遷やポーランドとの共同教科書製作などを経て、東西ドイツ統一後は共産主義イデオロギーによるナチス理解(ソ連が助けてくれた!)と対峙、そして今に至る移民統合政策へと、すべてが繋がった。お金儲けだけに邁進してしまった日本とは、もう出発点からして足の向けた方向が違う…。「記憶の文化」をケアして維持しつづけるドイツ。2021/04/21

BLACK無糖好き

6
ナチスの戦争犯罪、ホロコースト、東西分裂、重い過去を克服し、戦後ドイツがいかにヨーロッパで確固たる地位を築いてきたか、その一端が本書を通じて見えてきた。とりわけ歴史を批判的に見る教育が徹底されている。歴史の記憶の伝承に力点が置かれる。東西での歴史認識のイデオロギー上の違いも興味深かった。又、ポーランドとの歴史教科書対話で、対立する歴史認識の溝を埋めていく作業も時間をかけて議論を浸透させる事の大事さが現れている。一方で、EU全体の問題でもある移民増加にいかに対処していくか大きな課題も提起されている。2015/05/24

編集長

5
ナチスを生んだ自国の過去と向き合うドイツ。近隣諸国と歴史対話を続け、フランスやポーランドと共同の歴史教科書をつくることに成功した。たとえば、第二次大戦末期にポーランドにいたドイツ系市民数百万人が迫害を受けた件。これを「追放」と言いたいドイツと拒むポーランド。ドイツが折れて「逃亡/強制移住/立ち退き/国外退去」を受け入れたことにより、いまではポーランド人も「追放」という言葉を使っている。「相互理解のスパイラル」を生んだ両国の涙ぐましい努力を知ると、日韓でも日中でも共同歴史教科書が不可能ではないと思えてくる。2015/10/20

山内

3
Gegen das Vargessen「忘却に抵抗する」 人々の記憶に留めるには、記録の収集、保持だけでは足りない。絶えず記憶を更新し、批判し、自分の意見と結びつける努力がないと、戦争の記憶などすぐに廃れてしまう。 フランスやポーランドとの二国共同教科書の話は非常に興味深かった(素晴らしい出来ながら実際の教育現場では採用されにくい理由も含めて)。日本で教育を受けた者として羨ましい面が多かった。2015/11/05

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