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内容説明
障害についての考え方を整理し、障害に伴うニーズとそれへの教育的対応のあり方を検討。個別の障害にかんする医学その他の分野からみた定義や診断、治療をはじめとする実践的対応の問題ではなく、一般に人間にとって「障害とは何か」ということに焦点をあてている。
目次
第1章 障害は個性か(教育の場における障害=個性論;障害=個性論と行政責任の回避)
第2章 障害と人間、社会―国際生活機能分類の障害概念との関連で考える(医学=社会モデルとしてのICF;障害の社会モデルに含まれる問題点 ほか)
第3章 障害児の行動療法・訓練と心理療法(学習心理学を適用した訓練・治療;オペラント療法にかんして着目しておくべき問題 ほか)
第4章 ノーマライゼーションとインクルージョン(ノーマライゼーションの思想―北欧からの出発;ノーマライゼーションとは何か ほか)
第5章 特別支援教育と障害児の学習権(対象を障害児に限定する特別支援教育;障害児学校の再編・障害児学級の解体 ほか)
著者等紹介
茂木俊彦[モギトシヒコ]
1942年群馬県生まれ。東京大学教育学部教育心理学科・同大学院で学ぶ。広島大学、立正大学を経て、1981年より東京都立大学助教授・教授。全国障害者問題研究会前委員長。現在、東京都立大学総長。専門は教育心理学・障害児教育学
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