出版社内容情報
太陽光やLEDの光と養液を使って、工場のなかでレタスやイチゴなどの野菜をつくる植物工場、つみ取りや収穫のロボット化を紹介。
目次
1 工場で野菜を作る
2 最新技術で野菜作り
3 科学の目がとらえた野菜、フルーツの世界
4 消費者の声にこたえるフルーツ作り
5 若者が集まるフルーツの里
6 野菜・フルーツ小事典
著者等紹介
中野明正[ナカノアキマサ]
1968年山口県生まれ、九州大学卒業、京都大学大学院中退、農学博士(名古屋大学)、1995年から農研機構において作物の生産技術および品質制御に関する研究に従事。2017年から農林水産省農林水産技術会議事務局研究調整官。技術士(農業)、野菜ソムリエ上級プロ、土壌医
河合義隆[カワイヨシタカ]
1956年愛知県生まれ。静岡大学卒業、名古屋大学大学院博士課程満了。農学博士(名古屋大学)。2005年東京農業大学農学部教授。専門は果樹園芸学
小泉光久[コイズミミツヒサ]
1947年生まれ。國學院大學経済学部卒業。農業・農村、少子高齢化をテーマに執筆、制作に携わる。主な作品『農業の発明発見物語(全4巻)』(著、大月書店、第18回学校図書館出版賞受賞)、『根っこのえほん(全5巻)』(著、大月書店、第19回学校図書館出版賞受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Erica
3
勉強になった。けれどもこんなに丁寧に説明してもらってもF1種や自家不和合性についてよく分からなかったので(この図だと、F1種は雑種第一代じゃなく第二代にあたるんじゃないの…? 自分の花粉ていうのは同じ木のこと?同じ品種のこと??)、自分は本当にこういう理系、産業、技術に向いていない。せめてこういう絵や写真たっぷりの分かりやすい本は興味を失わずに読んでいきたい。2022/04/21
asisa
1
シリーズ本2巻。植物工場や新しい機械を使った農業のあり方、品種改良によるおいしいフルーツの作られ方が写真と共に簡単に解説されている本。内容はいいのに、表紙の絵や写真に古さを感じてしまうからもったいない! 626/コ2019/07/09