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出版社内容情報
学校や商店街、自宅といった身近な場所にも、幾何学文様を中心に様々な伝統文様が使われています。登下校の道路、教室、図書室、レストラン、買い物袋、塀や蔵、玄関などで調べてみましょう。オシャレな見立て文様も紹介。
目次
学校(登下校;歩道;教室;図書室;音楽室;理科室;体育館・校庭)
商店街(いろんなお店;レストラン;古い看板;買い物袋)
家のまわり(塀;壁・窓・ベランダ;蔵;玄関;リビング・キッチン;クローゼット)
著者等紹介
熊谷博人[クマガイヒロト]
1941年生まれ。多摩美術大学油科卒業。出版社勤務の後ブックデザイナーとして独立し、画集、文芸書、詩集、句集などの装幀レイアウトをおこなう。装幀のほかに「和更紗」「染めの型紙」を蒐集、調査し、江戸時代の文様を中心に展示や講演をおこなう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Midori Matsuoka
8
『鬼滅の刃』ブームから注目度がアップしているような気がする伝統文様。書籍も文様に着目したものが出版されている。全4巻シリーズの3巻目は、身近なものに使われているモチーフや柄から伝統的な文様を見つけよう、という面白い視点の本。 学校、商店街、家の周り、床や壁、窓などのデザインに使われているものや、本や楽器、道具などをモチーフにした文様など、色々な文様があるのを知ることができる。 しましま、の縞文様も東南アジアから輸入され「嶋物」と呼ばれていたことが由来、等文様の名前の由来も知ることができて、ためになる。2024/11/21
遠い日
6
「日本の伝統文様をさがそう」シリーズ3。学校、商店街、家のまわりの3つのコンテンツで、文様を探す。こうして見ていくと、身近に文様はなんとたくさんあることでしょうか。江戸から明治にかけて流行った「小紋染め」の文様には、さまざまなモノが写し取られ、ユーモラスな印象のものも多くあることに気づきます。本や文字、虫に植物に食べ物、嫌味なく細かな小紋に染め抜かれ、粋なデザインとなっています。2021/04/09