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目次
はじめに 子どもの歴史ってなんだろう
大むかしの子ども
子どもたちのすがた
貴族から武士の時代へ
子どもよりも親がだいじ?
子どもが生まれたとき
子どもの夜泣き
もののけを追いはらうおまじない
多かった子どもの死
ぶじに育つことをねがって
ふりわけ髪が肩をすぎたら…
子どもの遊びと歌
わたしのすきな食べもの
女の子が身につけること
男の子が身につけること
大人になる準備
解説と資料
著者等紹介
加藤理[カトウオサム]
1961年生まれ。東京成徳大学子ども学部教授。日本子ども社会学会理事、BPO(放送倫理・番組向上機構)青少年委員会委員。日本児童文学学会二十五周年記念論文賞(1988年)、日本児童文学学会学会賞奨励賞(1997年)受賞
野上暁[ノガミアキラ]
1943年生まれ。評論家、作家。白百合女子大児童文化学科講師、東京成徳大学子ども学部講師。児童文学学会会員、日本ペンクラブ理事、「子どもの本」委員長
石井勉[イシイツトム]
1962年生まれ。画家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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itokake
10
平安時代の12歳の少女を通し、当時の生活が語られる。子供時代は短い。生まれて間もなく産剃り(うぶそり)で髪を剃る。成長に合わせた各種の儀礼は、死亡率が高かった当時の切実な祈りだろう。6歳頃に振り分け髪、12歳頃にはもう成人の儀式。疫病や飢餓も定期的に人々を襲い、親は自分が生きるために子を捨てることもあった。「身にまさる物なかりけり緑児は やらんかたなくかなしけれども(赤ちゃんは何より可愛いが、捨てるのはどうしようもなく悲しい)」これは捨子のおくるみに記されていた歌だという。2022/02/02
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