目次
1 自分って「ふつう」?(同性愛にかんする見解の歴史をたどる;同性愛が精神障害とされた時代 ほか)
2 落ちこみ(うつ病)と自死(自分をめちゃめちゃにしたいという衝動;手におえない感情と周囲からの圧力 ほか)
3 自尊感情を高めよう(「それってゲイゲイしい!」;LGBTのかかえる自己嫌悪 ほか)
4 だれかの助けを借りていい(サポートやアドバイスは匿名で受けられる;ネット情報の幅広さ ほか)
著者等紹介
ロディ,ロバート[ロディ,ロバート] [Rodi,Robert]
米国シカゴ在住の作家、ライター、パフォーマー。LGBTをテーマにした多くの物語や評論などを発信している
ロス,ローラ[ロス,ローラ] [Ross,Laura]
ライター、編集者。ニューヨークで30年以上にわたり出版にたずさわってきた
上田勢子[ウエダセイコ]
翻訳家。1979年より米国カリフォルニア州在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Miki Shimizu
2
うーん。やっぱりなー。同性愛の歴史なら、まきむーが書いたやつの方が読みやすく、わかりやすかったし!なんだかなー。と、全4巻を買って、読み終わってから思う。うむむー。2017/05/14
SK
1
248*心と体の健康。自尊感情は大事。フロイト先生が、そこまで同性愛を擁護しているとは、知らなかった。まさかの尾木ママ推薦w2017/08/18
ybhkr
0
翻訳の問題かもしれないけど、この本は当事者に向けて書かれているようで、当事者以外にもなにかを喚起しているように思えて、ちょっと半端な感じがする。また、中高生の当事者に読んでほしいと思っているのならば値段が高いのでは…?と感じる。高校生ならばアルバイトなど賃金を稼げる場合もあるが中学生に2000円+税は厳しい。図書館でも学校や地域では借りづらいのでは…?読んでほしい層に手が届かないのはいかがなものか。たぶん、こういう本が必要な子は親にも言えないだろうし。ここらへんは本当に気になる。2017/11/13
Kenji Umebara
0
このシリーズ4冊を通読して感じたのは、障害は社会によって作られるということだった。同性愛は50年ほど前は精神障害と規定されていたが、現在は精神障害の診断と統計マニュアルから除外されている。LGBTの人々が、そうでない人に比べて、うつなどの問題で苦しむことが多いのはなぜか。原因は、社会からの圧力。ハラスメントや虐待、友達や家族からの拒絶だ。特に家族から支援を受けられない若者は苦しむ。心とからだを大切にするためには、正しい情報や専門家の支援にアクセスすることが非常に重要だとわかった。2017/10/31
のすけ
0
支援団体、LGBTをめぐる現状と歴史など、1巻から3巻までの総括のような内容。一つのテーマごとに、読者が自分で考えるきっかけを与えてくれる質問が設けられているところがいいなぁと感じました。2018/05/06
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