出版社内容情報
1年生がつまずきやすい「くりさがり」の仕組みを、魔法の国のタイルたちがエレベーターや「10のへや」などを使って、わかりやすく説明していく。その後の算数の学習に欠かせない意味を理解した計算方法を、物語を通して解説。
【著者紹介】
石井孝子:小学校教諭、数学教育協議会会員。
著者等紹介
いしいたかこ[イシイタカコ]
石井孝子。1950年千葉県生まれ。1972年より東京都の小学校教諭となり、数学教育協議会で算数の実践研究を続ける。2010年、八王子市立由井二小を最後に退職、現在は、桐朋小学校算数講師
たかはしゆいこ[タカハシユイコ]
高橋由為子。1958年東京生まれ。多摩美術大学大学院修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
35
絵本。読み友さんのレビューで気になり、読み聞かせ用に借りた。くりあがりより、くりさがりが苦手な子どもたち。何かヒントになればいいなと思ったけれど、これを読んだら混乱しそう。10のまとまりで、くりさげてるからね・・・さきにこちらを導入すれば、違ったのだろうけれど。全体への読み聞かせより、個別対応の方が良さそうだし、ちょっと話が長め。2015/06/25
かおりんご
32
読み聞かせ(95)子どもたちは、10のまとまりを借りてくることができるので、タイルの国の話はすっとばして読む。これ、引き算の導入だったらまた反応が違ったんだろうな。説明部分を読み聞かすのは、全体指導向きじゃないけど。2015/06/30
いろ
10
物語を読んでいくうちに算数が分かるシリーズの中に,小2男児が勉強中の「くり下がり引き算」がテーマのを見つけたので。繰り下げるための計算の仕方が,自分の馴染みのやり方と違うせいか,変にややこしい気がして,もっとシンプルに計算できるだろうに…と感じた。どうやら,5までの計算しか出来ない子向けに作ってあるらしい。フルーツたくさん冒険仕立てのストーリーは,妖精が出て来たり,ゆめもあって楽しく,物語として楽しむ分にはいい。息子は案外気に入って繰返し読んでいた。2015/06/18
サラサラココ
2
小1こどもと。10を5と5に分けるのは分かり易いのか?分かり易くないよね、と話しました。2020/02/29