内容説明
自然災害の被災地、医師のいない地域など…医療を必要としている人びとに援助をとどける!2005年10月、パキスタン北部地震の被災地での援助活動を紹介。
目次
医療に手のとどかない人びと(ストリートチルドレン;へき地での医療活動;野宿者支援)
自然災害(自然災害の緊急援助;パキスタン北部地震;スマトラ沖地震・津波;中米ハリケーン;阪神・淡路大震災)
「国境なき医師団」といっしょになにができるだろう?
著者等紹介
早乙女勝元[サオトメカツモト]
東京都生まれ。作家。東京空襲を記録する会の推進力となり、東京大空襲の語り部となる
山本耕二[ヤマモトコウジ]
東京都生まれ。写真家。主にヨーロッパ、アメリカで取材・撮影をおこなっている
梅津ちお[ウメズチオ]
福井県生まれ。アメリカのNGOの東京事務所での専従スタッフを経験(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネコタ
19
シリーズ5冊目は前半はストリートチルドレンや野宿者について書かれている。後半は自然災害への緊急援助について。ストリートチルドレンはフィリピンでは20万人。医療を受ける機会を失ってしまっている子達を助ける。自然災害のパートでは地震・洪水などが起こった際にすぐに駆けつけることができるような体制を整えている。事例として、パキスタン北部地震、スマトラ地震、阪神・淡路大震災など。2018/01/28
のり
8
ストリートチルドレン、野宿者への支援、災害や紛争のあった土地での活動。一部ではありますが、その様子がわかります。子どもにも読める写真絵本。2017/10/20
tomatobook
4
マニラには20万人のストリートチルドレンがいる。この20万人という数字はどのくらいの数?例えば自分のクラスは何人?学校全体では何人?自分の住んでいる市や区の人口より多いかもしれない。小中学生読者にイメージしやすいように教えてくれる。2017/10/06