内容説明
レバノン、アフガニスタン、ソマリア、コソボ…。たとえそこが危険な戦場であろうと、援助の手を差しのべる。
目次
危険な戦場で(レバノン)
難民キャンプでの第一歩(タイ)
国境をこえて(アフガニスタン)
国を持たない人びと(クルド人難民)
繰りかえされる争い(ソマリア)
孤立した人びとのもとへ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)
恐怖のなかで過ごす毎日(ブルンジ)
悲劇のなかで生きる人びと(ルワンダ)
医療を受けられない人びと(コンゴ民主共和国)
対立する2つの民族(コソボ)
「国境なき医師団」といっしょになにができるだろう?
読者のみなさんへ
著者等紹介
早乙女勝元[サオトメカツモト]
東京都生まれ。作家。東京空襲を記録する会の推進力となり、東京大空襲の語り部となる
山本耕二[ヤマモトコウジ]
東京都生まれ。写真家。主にヨーロッパ、アメリカで取材・撮影をおこなっている
菊池好江[キクチヨシエ]
岩手県生まれ。日本子どもを守る会常任理事。紙芝居を演じる会ひょうしぎ会員。保育園、幼稚園、小・中学校などで紙芝居の実演をおこなう
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネコタ
29
国境なき医師団の活動についての写真絵本。今回は戦地。レバノン、アフガニスタン、ソマリアなどなど。アフガニスタンでは5名のスタッフが襲撃され、亡くなったという事実も。クルド人難民の支援には200人の医師に参加を呼びかけたところ、1500人の医師と看護師が応えたという、それだけでも尊敬する。最後の読者の皆さんへ、に書いてあるとおり、「国境なき医師団」のことを多くの人々に知ってほしい。2018/01/16
tomatobook
3
ブルンジという国を初めて知りました。アフリカのほぼ中央に位置する人口600万人の国。フツ族とツチ族の民族の対立で不安定な政治。病気や虐殺、毎日毎日死の恐怖におびえている人びとがいる。2017/09/24
亀造
2
世界の戦争の状況に驚き。自分たちにできることは何かないかと考えさせられた。2012/11/22
ネジとサビ
1
もっと、知らなくちゃ、勉強しなくちゃいけないことがたくさん。2019/01/24