内容説明
歴史のなかで女と男の関係はどう変わっていったのか。古代から現代、未来へ。小・中学生向き。
目次
クラスの横綱は女の子？
市場の相撲
家の誕生
北条政子の後妻打ち
江戸時代の家と家長
男の子育て
武士のイメージをこえた男
「良妻賢母」と「質実剛健」
法で定められた「家」制度
「元始、女性は太陽であった」〔ほか〕
著者等紹介
中嶋みさき［ナカジマミサキ］
１９６３年東京生まれ。教育学修士。東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得満期退学。現在、大東文化大学、白梅学園短期大学などで非常勤講師。日本教育学会、日本教育史学会、総合女性史研究会、教育科学研究会に所属。主な著書に「日本女性の歴史 性・愛・家族」「日本女性の歴史 文化・思想」（共著）、「両性の平等と学校教育」（共編著）、「未来を開く総合学習」（共著）、「２１世紀への教育改革をともに考える」（共著）など
もりお勇［モリオユウ］
３０歳ころ、小学館週刊少年ビッグコミック新人賞受賞。その直後、プログラマーの友人に誘われてコンピューターゲームの企画開発会社を設立。数年間ゲームソフトの製作に従事。その後、イラストレーションに専念、現在に至る。最近はブックカバーのデザインなども手掛ける。また、ＷＥＢにも興味を持ち、自分のホームページを開きギャラリーで作品を紹介している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
17
図書館放出本。オカンは楽しく読みましたが、娘は興味なし。先日借りて読んだギンスバーグさんの訃報を受け、家で熱く会話したので興味あるかと思ったんですけどねえ。…今日は都知事が地元に来て、娘さんは何度も身に行っては「テレビと同じだった」とおおはしゃぎ。支持不支持はともかく、政界で活躍する女性の姿を身近で見られてよかったね。2020/10/05
ヒラP＠ehon.gohon
13
男女の関係について、過去を遡っていくと、様々に変化してきたことを痛感します。 男尊女卑的な意識が作られたのも、男女平等を意識することも、社会や国が大きく影響してきたことを痛感します。 性の違いを理解した上で、同じ人間として開放された意識が、子どもたちを自由にしてくれると思います。2019/08/12
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
12
『かがくする心の絵本100』 https://bookmeter.com/books/349515 で知った本。 ジェンダーフリーの絵本シリーズ。女と男の関係を歴史の中で見直しています。男尊女卑という言葉がどこで考えられたのか、男社会の中で女はどんな立場におかれたのかがわかってきます。今は父母という言い方よりも保護者という言い方になっているなぁ、などと身近なことからも考えさせられます。2021/04/30
のん＠絵本童話専門
0
ジェンダー・フリーの絵本シリーズ④ 古代、中世、江戸時代、明治時代、戦後…と時代による男女関係や制度の変遷について、詳しく説明されています。ルビは降っていますが、日本史の内容を含んでおり、また順序が時系列に並んでいないこともあって、小学生で理解するのは難しいかもしれません。2022/03/04
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