デンマークの高齢者が世界一幸せなわけ

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デンマークの高齢者が世界一幸せなわけ

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  • サイズ B6判/ページ数 212p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784272360642
  • NDC分類 369.26
  • Cコード C0036

出版社内容情報

手厚い年金保障、専門家による行き届いた介護・看護、ケア住宅…。デンマークの高齢者の生活環境は実に豊かです。複数の調査で「幸福度世界一」にあげられる国。それは長い時間をかけて、デンマーク市民が勝ち取ってきた民主主義の成果なのです。

内容説明

必要な人に、必要なとき、必要なだけ、無料で援助。デンマークの高齢者の生活環境は実に豊かです。しかし、それはたんに与えられたものではなく、長い時間をかけてデンマーク市民が勝ち取ってきた結果であり、民主主義の成果なのです。

目次

1章 老いと退職を迎えて(クオリティー・オブ・ライフ;老いを知る;退職を迎えて;退職後の人生)
2章 高齢期を生きる(元気なうちに住み直し;さかんなボランティア活動;高齢者の声の反映「高齢者委員会」)
3章 デンマークの高齢者福祉(高齢者福祉―日本とデンマーク;デンマーク人の価値観;援助が必要になったとき;安心した暮らし;ケアワーカーの教育)
4章 デンマークの今を築いた人々(民主主義を守るために;六八年世代の求めた社会)
資料 デンマークの国民年金制度

著者等紹介

澤渡夏代ブラント[サワドナツヨブラント]
1946年(昭和21年)東京生まれ。武蔵野女子学院卒業後、デンマークへ。1969年、デンマーク人ブラントと結婚、2男1女の母。フリーランスの通訳業務を経て、1985年にコーディネーション会社を設立。デンマークの医療・福祉・教育分野の研修および講師、テレビ局・メディアのコーディネーションに従事。日本での執筆および講演活動も行っている。十文字学園女子大学高齢社会生活研究所(客員研究員・2004~2006年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かわうそ

20
日本でも、高齢者は在宅でなるべく過ごしてもらえるよう、地域包括ケアシステムの構築を...という流れになってきているが、漠然とした目標だ。参考までに福祉国家である北欧はどうなの?と思い読んでみたが、日本の制度や国民性との差に諦めが出てきそうになった。かつてデンマークでも施設が増えた時期があったが、ある時から減少に転じている。一方で日本は「待機者が52万人いる!施設が足らないから増設を!」とあくまで「箱」である。しかし何より、デンマークとは人の自立度や関係性に決定的に差があるようだ。真似はできないだろうな。2015/10/31

大島ちかり

9
本を読んだ限りでは世界一幸せには感じなかったけれども、首相が国民が納得できないことはやらない。と自分の意見を曲げ、自分も年老いたら老人ホームに住む。こんな首相だったら国は幸せになるかもしれない。日本は高齢者に残酷で、家族の責任になったり、金銭的な負担も家族にのしかかってくる。でも一番の違いを感じたのは、日本の高齢者は人に頼むのを恥だと思って我慢している。この感覚がデンマークにはないのではないかと思う。2016/12/18

Micky

2
デンマークといえば面積は九州程度、人口は東京都の半分。小国です。でありながらその福祉制度は羨ましい。老後ではなく、「第三の人生」を豊かに生きる。介護医療、高齢者住宅、年金制度、地域とのコミュニティ、こういう制度設計が見事に機能している。また人々の独自の生活への意識が高い。頼らない。日本の高齢者は周囲への甘え?があるのか皆弱々しい。デンマークはなんとなくカクシャクとしている印象が強い。かくあるべし。流石に幸福度世界一の国と言われるだけある。2024/04/01

honoka

2
本文は、デンマークの高齢者福祉制度が事細かに説明されているというわけではなく、さまざまな事例を取り上げながら、先進的なデンマークの福祉事情をおおざっぱに知ることができる。 筆者は日本とデンマークを頻繁に行き来しているようで、日本との比較を交えながら展開されるため、読みやすく、かつ理解しやすい内容となっている。やっと、施設から在宅へという流れになった日本も先進的なデンマークから学ぶべき点がたくさんあると思う。ただデンマークはすでに「在宅で」ではなく「適所に早めに引っ越し」という政策転換がなされているが・・・2015/01/18

ニコ

1
デンマークは高齢者の介護、医療のサービスが整備されてるという話。「自分のことは自分で」という国民性が基本にあって、それを支える政策、制度がある。社会的入院をしなくてはならない場合は自治体が病院にそのぶんお金を払うんだそうで。お金がないから自宅しかない、仕事をしてる家族が親の介護を心配しなくていいというのは、いいな。2011/04/27

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