内容説明
社会保障「構造改革」に対抗する社会保障・社会福祉理論の展開。
目次
序章 社会保障「構造改革」の展開と社会保障理論
第1章 現代における労働・生活問題の諸側面と社会保障・社会福祉(雇用・失業問題と政府の雇用政策;貧困とナショナル・ミニマムをめぐる問題)
第2章 社会保障の現状とわたしたちの改革課題(公的年金の「構造改革」戦略―日本の年金どこへいくのか、二重に重なる年金「改定」の方向;医療保障の後退と健康の自己責任化;介護保険の現状と第二次計画へ向けた課題)
第3章 社会保障・社会福祉労働の実態と運動の展開(医療労働者の実態と運動;労働組合は職場地域からどう取り組んでいくか;地方・地域の社会保障運動と住民自治;NPOと地域づくり―運動の担い手をどうつくるか)
第4章 社会保障と財源問題―国民本位の財政構造改革こそ優先されるべき課題
著者等紹介
相沢与一[アイザワヨイチ]
福島大学名誉教授
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