出版社内容情報
韓国において「革命的」といえるほど大きな盛り上がりを見せた#MeToo 運動。その根底に流れる理論と実践を提示。韓国フェミニズムの現在に対する批判的な分析は、日本のフェミニズム・ジェンダー状況を対比的に浮き彫りにする。
目次
あの男たちの「女性問題」―韓国の進歩的男性権力者の#MeToo運動に対する理解(「工作」したのは誰か;誰が何のために裁かれているのか ほか)
女性に対する暴力と#MeToo運動(父の道具、そして「ささやき」;犯罪通報が革命である社会 ほか)
春香には性的自己決定権が必要だった(成春香と卞学道に聞きたい二つのこと;春香が守ろうとしたのは貞操ではない ほか)
ジェンダー概念とジェンダー暴力(トランスジェンダー・クィアの視角で見たジェンダー暴力の意味;「ブランドン・ティーナ/ティーナ・ブランドン」のカテゴリーを取り巻く論争 ほか)
著者等紹介
鄭喜鎭[チョンフィジン]
文筆家、人文学講師、書評家。フェミニズム視点での学習と執筆に関心を持っている。西江大学で宗教学と社会学を学び、梨花女子大学で女性学の修士・博士号を取得
権金〓怜[クォンキムヒョニョン]
フェミニズム研究活動家。1990年代にヤングフェミニストとして活動し、2000年代には韓国性暴力相談所の常勤活動家として勤務。現在、韓国芸術総合学校に客員教授として在職中。ソウル国際女性映画祭執行委員でもある
〓砦〓[ハンチェユン]
性教育の専門家として、2000年1月、韓国初のレズビアンセックスガイドブック『ハン・チェユン、セックスを語る』(ヘウル、2000年)を出版。3年後に絶版となったものの、2019年に改訂版が再出版された。活動家として、セクシュアリティマガジン『BUDDY』を1988年に創刊し、6年間編集長を担当。2002年に韓国性的少数者人権センターを設立、2014年に雨後の虹財団を発足。2001年から現在まで、ソウルクィア文化フェスティバル組織委員を務める。セクシュアリティおよびジェンダーの研究者として、性文化研究会「トランス」の構成員としても出版活動を行っている
ルイン[ルイン]
「トランス/ジェンダー/クィア研究所」および韓国クィアアーカイブ「クィアラーク」で勉強中。パニック・ディフェンス、ジェンダー暴力などにつながる研究を通じて、ジェンダー/セクシュアリティと暴力に関する思考方法やトランスジェンダー・クィア認識論を模索し、その政治学で歴史と文化を書き直している
申〓榮[シンキヨン]
お茶の水女子大学教授。専門は政治とジェンダー。(一社)パリテ・アカデミー共同代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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瀬希瑞 世季子
クァベギ
Go Extreme
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