高卒5年 どう生き、これからどう生きるのか―若者たちが今“大人になる”とは

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  • サイズ B6判/ページ数 365p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784272350391
  • NDC分類 367.6
  • Cコード C0036

出版社内容情報

高校3年の秋から卒業5年目まで、7年におよぶ追跡調査をもとに大都市で懸命に生きる若者たちの成長過程とその意味を描く。

学生生活や就職の悩み、労働の過酷化と離転職、家族との葛藤、そしてコミュニティの支え…。高校3年の秋から卒業5年目まで、7年におよぶ追跡調査をもとに、大都市で懸命に生きる若者たちの成長過程とその意味を描く。

序 章(乾彰夫)
第1章  「大人になること」について(木戸口正宏)
第2章 アイデンティティ形成における職業的な教育・研修プログラムの機能──正規雇用就職者 の仕事をめぐる展望に着目して(船山万里子)
第3章 若年女性と性的サービス労働(杉田真衣)
第4章 家族を支える女性たち──若者の移行とケアワーク(宮島 基)
第5章 男性のジェンダー/セクシュアリティ意識と進路選択・将来展望(渡辺大輔)
第6章 ネットワーク形成・維持の基盤(藤井[南出]吉祥)
第7章 若者は大学生活で何を得たのか?──大学生活の構造とその意義(児島功和)
第8章 調査におけるインタビュアーと調査対象者のかかわり(上間陽子)
第9章 データの収集・分析のプロセスと本調査の方法的特徴(中村[新井]清二)
終 章 若者たちの六年間の成長と自信(乾彰夫)

【著者紹介】
1950年生まれ。首都大学東京教授。主な著作に『若者が働きはじめるとき-- 仕事、仲間、そして社会』(日本図書センター 、2012年)、『〈学校から仕事へ〉の変容と若者たち―個人化・アイデンティティ・コミュニティ』(青木書店、2010年)、『日本の教育と企業社会―一元的能力主義と現代の教育=社会構造』 (大月書店、1990年)ほか多数。

内容説明

学校、労働、生活、そしてネットワーク。若者たちの現在に寄り添う。高校3年の秋から卒業5年目まで、7年にわたる追跡調査をもとに、大都市で懸命に生きる若者たちの成長過程と将来展望を描く。

目次

序章 若者たちの移行に寄り添う
第1章 「大人になること」について
第2章 アイデンティティ形成における職業的な教育・研修プログラムの機能―正規雇用就職者の仕事をめぐる展望に着目して
第3章 若年女性と性的サービス労働
第4章 家族を支える女性たち―若者の移行とケアワーク
第5章 男性のジェンダー/セクシュアリティ意識と進路選択・将来展望
第6章 ネットワーク形成・維持の基盤
第7章 若者は大学生活で何を得たのか?―大学生活の構造とその意義
第8章 調査におけるインタビュアーと調査対象者のかかわり
第9章 データの収集・分析のプロセスと本調査の方法的特徴
終章 若者たちの七年の成長と自信

著者等紹介

乾彰夫[イヌイアキオ]
1950年生まれ。首都大学東京教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ゆう。

20
高卒5年をおいながら、若者たちがどのようにアイデンティティーを確立して大人になっていくのか、とても実証的で信頼のおける貴重な研究だと思いました。学校から労働へと歩むうえで、様々な困難が存在する中で、将来についても考える土台だと思います。乾彰夫先生の本は毎回学ぶところが多いです。2020/06/24

hideko

0
大人になるためには、「イニシエーション的経験」と社会からの承認。 それは非正規労働の中でも生まれていることが新鮮だった。2014/09/13

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