内容説明
民主主義は止まらない。緊急対談=高橋源一郎×奥田愛基。戦争法案を阻止するために立ち上がった若者たち=SEALDs。歴史を塗り替えたムーブメントの渦中で、メンバー自身がその歩みを振り返り、来るべき民主主義への思いを託す。
目次
01 Our voice
02 What’s SEALDs?
03 Where we are from
04 SEALDs act
05 Our democracy
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Emperor
26
「どんな水着買うかとか、マツエクいつ着けるとかで悩んでる人間が、政治について口を開くことはスタンダードであるべきだと思うし、スタンダードにしたい」すごく凛とした言葉だと思うんですよ。声に出すって、とても勇気が要ることだし、しっかりとした芯を持った人の集団ってこんなにも魅力的なんだなって思ったんです。当時は揶揄する人もたくさんいたけど、ぼくは応援してました。遠巻きにね。2016/11/19
カープ坊や
20
『立憲主義と民主主義』これらをすべて否定するアベ首相。 立憲主義と民主主義のもと あたり前の生活を望む若者達の声!! あたり前の生活のために一生懸命学び、活動する若者達には頭が下がります。 私もまだまだ諦めない!2015/12/12
はづき
18
するするっと読んだ。政治を語る、自分の言葉で語る。共感と反発と、新しく何かが生まれたんだとおもった。2015/10/23
だろん
17
政党を越えイシュー毎に募る否排他的な社会運動だったんだ(棒…ほとばしる青春グラフィティー!いいですね。でも、それだけでした(´・ω・`)随所に「低投票率が生んだ安倍政権、だから僕達が…」という文言があるが、その前提は間違ってると思う。55年体制と、終いにはマスゴミやリベラルが煽って成立したミンス政権でトンデモナイ危機領域に日本が陥ったと分かったから、起死回生の救国政権として生まれたのでしょう。残念ながらSEALDsより、国民がこのタイミングで安倍新政権を生んだことのほうが、ずっと新鮮な流れだと思いました。2015/11/29
おいかわ
15
正直、舐めてました。デモなんかしたところで何も変わらないって思ってた。SEALDsのメンバーのスピーチや対談をここで読んで何度も何度も目頭が熱くなった。鼻水も出た(笑)。結局は安保法案は止められなかったものの、だからと言って彼らの活動が無意味になるわけではない。それらは確実にこれからの民主主義や人々の政治に対する意識に影響を与える。たった数人から始まった活動が、国会前10万人という規模にまで発展したのだからすごいとしか言いようがない。【いつだって、勇気ある1人の行動が社会を変える。今日もきっとそう。】2015/12/31