出版社内容情報
[推薦]
岡野八代さん(同志社大学教授、『フェミニズムの政治学』著者)
和田靜香さん(ライター、『時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか? 国会議員に聞いてみた。』著者)
政治経験ゼロから杉並区長となった著者が、世界各地で起きている自治体からの変革=ミュニシパリズムの実例を紹介。新自由主義による地域経済と政治の劣化に歯止めをかけ、足元から公共と民主主義を再生する希望の指針を描く。
[目次]
序章 杉並区は「恐れぬ自治体」をめざす
第1章 ミュニシパリズムとは何か
第2章 新型コロナパンデミックと「公共」の役割
第3章 気候危機に自治体として立ち向かう
第4章 「もうひとつの世界」はもう始まっている
おわりに
内容説明
地べたから、私たちの民主主義を始めよう。異色の経歴と先進的な政策で注目の杉並区長が、奪われ続けてきた“公共”の回復のために、ヨーロッパで広がる“地域主権主義”の息吹を伝える。
目次
序章 杉並区は「恐れぬ自治体」をめざす(なぜ区長選挙に出馬したのか;“対話”を基調とした手づくりの選挙運動 ほか)
第1章 ミュニシパリズムとは何か(世界各地で急成長するミュニシパリズム;ミュニシパリズムとEU―資本の論理と公共のせめぎあい ほか)
第2章 新型コロナパンデミックと「公共」の役割(コロナ騒動のなか、あえて難民危機と国家について考える;コロナ危機下で人々の暮らしをどう守るのか ほか)
第3章 気候危機に自治体として立ち向かう(自治体からの異議申し立て―地域主権のグリーン・リカバリーへ;住民の権利と脱炭素社会へ、行動する自治体 ほか)
第4章 「もうひとつの世界」はもう始まっている(フランス地方選挙で起きた「躍進」―市民型選挙の戦い方を学ぶ;保守政治を打ち破り、分断を越えるための草の根の拠点 ほか)
著者等紹介
岸本聡子[キシモトサトコ]
1974年東京都生まれ。環境NGOを経て欧州に移住、アムステルダムを本拠地とする政策シンクタンクNGO「トランスナショナル研究所(TNI)」に所属。新自由主義や市場原理主義に対抗する公共政策、水道政策のリサーチおよび世界の市民運動と自治体をつなぐコーディネイトに取り組む。2022年6月、杉並区長選挙に立候補し187票差で現職に勝利、杉並区初の女性区長となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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樋口佳之
007 kazu
おいしゃん
buuupuuu
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