内容説明
市民の運動と国境を越えて展開した救出活動。道理に反する「自己責任論」を批判、イラクとどう向きあうかを考える。
目次
1 命のリレー・トーク「そのとき私たちはこう動いた」
2 拘束から解放へ、これからのこと(子どもの眼から教えられて;「自己責任」とは? ほか)
3 イラクと向きあう(人質事件の背景・ファルージャ大虐殺;イラクと向き合うために ほか)
4 私はこう考える―戦争責任か自己責任か(メディアという暴力;海外のメディアが伝えたバッシング ほか)
鼎談 なぜ「自己責任論」が噴出したのか
著者等紹介
佐藤真紀[サトウマキ]
1961年生まれ。日本国際ボランティアセンター職員。「劣化ウラン廃絶キャンペーン」呼びかけ人。1994年からイエメン、シリア、パレスチナで支援活動。2002年からは、イラクで緊急支援を行う
伊藤和子[イトウカズコ]
弁護士。「劣化ウラン廃絶キャンペーン」呼びかけ人。今回のイラク拘束事件で被害者・家族代理人として活動。これまで、米軍基地被害の裁判や、子どもに対する商業的・性的搾取禁止、アフガニスタン国際民衆法廷など、平和・国際人権問題に関わって活動。2004年8月よりニューヨーク大学客員研究員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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