Beret science<br> 生きて動いている「有機化学」がわかる

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Beret science
生きて動いている「有機化学」がわかる

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  • サイズ A5判/ページ数 270p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784860644246
  • NDC分類 437
  • Cコード C0043

出版社内容情報

日々進化し続けている有機化学の研究が現代社会の技術を支えている。本書は有機化学の基礎と、最先端技術との関わりを学べる入門書。

有機化学はもともとはその名が表しているように、動物や植物などの生体に関係した化合物に関する学問でした。しかし現代では生体以外の化合物を主に扱うようになっています。いまや、医薬品、洗剤、プラスチック、繊維など、身の回りで目にする非常に多くのものが有機化学産業の産物と言えます。そしてその研究は日々進化し続けているのです。本書では、「暗記」ではなく「考える」ことを意識しながら有機化学の基礎を学べるよう解説し、エネルギーや医療現場の最先端技術で有機化学がどのように活躍しているかにも触れていきます。

序章 有機化学は生きた化学だ
第1章 有機化合物ってどんな形をしている?
第2章 有機化合物の種類と性質は
第3章 有機反応が有機化合物を変化させる
第4章 高分子とはどのようなものか?
第5章 有機反応が有機化合物をつくる
第6章 高分子は社会を変えるか?
第7章 有機化合物の宝箱、分子を超えた「超分子」
第8章 最先端の有機化合物
終章 未来を拓く有機化学

【著者紹介】
1945年5月3日生まれ。1974年、東北大学大学院理学研究科博士課程修了。現在は名古屋市立大学特任教授、愛知学院大学客員教授、金城学院大学客員教授、名古屋産業科学研究所上席研究員、名城大学非常勤講師、名古屋工業大学名誉教授などを兼務。理学博士。専門分野は有機化学、物理化学、光化学、超分子化学。著書に『絶対わかる有機化学の基礎知識』『絶対わかる高分子化学』(以上、講談社)『レアメタルのふしぎ』『マンガでわかる有機化学』『マンガでわかる元素118』(以上、ソフトバンククリエイティブ)『元素がわかると化学がわかる』『生きて動いている「化学」がわかる』(ベレ出版)など多数。

内容説明

私たちの身の回りは有機化学産業の産物であふれています。有機化学という学問の発展は、私たちの生活スタイルを一変させました。本書はそんな有機化学の基礎について学び、そしてその未来について考えていきます。

目次

序章 有機化学は生きた化学だ
第1章 有機化合物ってどんな形をしている?
第2章 有機化合物の種類と性質は
第3章 有機反応が有機化合物を変化させる
第4章 高分子とはどのようなものか?
第5章 有機反応が有機化合物をつくる
第6章 高分子は社会を変えるか?
第7章 有機化合物の宝箱、分子を超えた「超分子」
第8章 最先端の有機化合物
終章 未来を拓く有機化学

著者等紹介

齋藤勝裕[サイトウカツヒロ]
1945年5月3日生まれ。1974年、東北大学大学院理学研究科博士課程修了、現在は名古屋市立大学特任教授、愛知学院大学客員教授、金城学院大学客員教授、名古屋産業化学研究所上席研究員、名城大学非常勤講師、中部大学講師、名古屋工業大学名誉教授などを兼務。理学博士。専門分野は有機化学、物理化学、光化学、超分子化学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

makio37

6
有機化学とはこんなに面白いものだったのか。受験勉強が辛く「入試で使わないから」と途中で化学を捨ててしまった自分が恨めしい。本書では読者の関心をひく話題を織り交ぜながら、極力暗記に頼らず有機化学が学べるよう配慮されている。とは言えそれでも十分に難しいし、一度読んだだけでは頭に残っている内容はわずか。ぜひ再読したい。取りあえず今回、脳内辞書の「アルコール」「アミノ酸」「シャボン玉」「TNT爆弾」「ガラス転移温度」「液晶」などの項目に化学の観点での情報が加わった。2015/12/23

おーかみ

1
序盤は本当に初心者でもとっつきやすい。 が、中盤以降は結構な難易度に感じた。話をイメージできない…2023/05/22

解析概論

0
タンパク質に関する本を読む中で、基礎的な部分をおさらいするために手に取った本です。化学の用語にある程度慣れていることが前提に感じました。後半部分で事例紹介された内容を読んで、タンパク質とは違う分野にも興味を持ちました。2022/08/20

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