ユーゴ会計制度の研究―所得分配会計変遷史

ユーゴ会計制度の研究―所得分配会計変遷史

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 371p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784272160150
  • NDC分類 336.9
  • Cコード C3033

内容説明

本書は、旧ユーゴスラヴィアの会計制度にスポットをあて、その会計的枠組のもとでの所得分配会計の史的構造の特質を明らかにしている。自主管理企業の会計を第2次大戦後のユーゴ会計変遷史の中に位置づけて、その意義を明らかにし、1990年代初めの連邦解体後の新ユーゴでは、「会計制度の一元化」の枠組が形成され、所得分配会計が消滅し、資本・損益会計へと移行した側面も明らかにした。

目次

第1部 ユーゴ会計制度の展開と構造―所得分配会計を中心にして(ユーゴ会計制度の展開;所得分配会計制度の構造)
第2部 自主管理企業と会計的統制(ユーゴ所得分配会計制度の生成;勘定計画と財務諸表の展開 ほか)
第3部 自主管理企業と自主的経理(1973年会計原則における会計的枠組と所得分配会計;1986年会計原則の会計的枠組と所得分配会計 ほか)
第4部 移行期の会計―所得分配会計から資本・損益会計へ(資本・損益会計への変化とインフレーションの影響―1989年会計原則・1991年会計基準草案を基にして;新ユーゴにおける資本・損益会計 ほか)

最近チェックした商品