内容説明
両親の死後、女手ひとつで妹弟を育てた二十五歳のお吉は、とびきりの甘味好き。働いていた菓子処が暖簾を下ろすと、ひょんなことから、読売書き見習いに。人気者のお気に入りの菓子を紹介するため、歌舞伎役者の市川團十郎と尾上菊五郎に初取材すると、團十郎の亡き父との思い出の一品を捜すことに―。健気なお吉とほっこり甘い菓子が、心をときほぐす人情帖開幕。
著者等紹介
五十嵐佳子[イガラシケイコ]
1956年、山形県生まれ。「婦人公論」や「クロワッサン」などの女性誌を中心にファッション、インテリア、健康、法律など幅広い分野で執筆を行なう。その後、小説にも活躍の場を広げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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