内容説明
農民と消費者市民が主体者となり、日本における食料の自給率向上を「社会的自給=共同自給」というかたちで具体化するためのプランを大胆に提起する。
目次
第1部 食料の社会的自給プラン(食料の社会的自給(共同自給)の理論―食料問題対応への「もう一つの道」
食の危機の現段階とアジアと日本の食料安全保障
食料における「よりよいものをより安く(多く)」の誤り―価格偏重からくらしと地域の「なっていたい姿」の実現へ
「もう一つの食生活(本来の食生活)」「もう一つの生産(本来の農業生産)」「もう一つの流通(本来の流通)」)
第2部 農協・米・農政の具体策(「もう一つの経営(本来の経営)」と農協の経営・運動
米を軸にした市民食管=協同食管の展望
持続可能な農業への基本構図)