内容説明
『資本論』の読み直しをせまるペレストロイカからの率直な評価と真摯な問題提起。
目次
第1部 価値と剰余価値 マルクスの経済理論の基礎かそれとも「迂路」か(「転形問題」の解決ではなくマルクス主義の転形;資本主義的搾取についての代替的諸概念)
第2部 マルクス的弁証法かヘーゲル的論理学か―『資本論』の方法について(『資本論』における弁証法的方法の「歴史化」という命題;弁証法の真の「縮減」と虚偽の「縮減」;「純粋資本主義社会」とは何か)
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