内容説明
“零細土地所有”と“冷戦体制”から戦後日本の「成長」と機能不全を読み解く。
目次
第1部 戦後日本資本主義の“基本構成”(戦後日本資本主義分析の視角と方法;戦後日本資本主義の規定因子―「執拗低音」・「土着思想」としての零細土地所有;戦後日本の蓄積メカニズムと土地所有;戦後日本における労働者の資本への包摂;“基本構成”の成立と機能不全)
第2部 アジア資本主義の生成と展望(冷戦体制とアジア資本主義の生成;アジア「工場化」の歴史的意味と人類の未来)
著者等紹介
涌井秀行[ワクイヒデユキ]
1946年東京生まれ。1971年早稲田大学法学部卒業。1975年立教大学大学院経済学研究科修了。1997年明治学院大学国際学部助教授。2001年同教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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