マルクス・エンゲルス全集 〈４〉

マルクス＝レーニン主義研究所

大月書店

• サイズ 46判
• 商品コード 9784272000401

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[kadoyan]

1946～1948年、ヨーロッパで革命風が吹きながら、鎮圧もされるなか、それぞれの国のたたかいへの援助とともに、「共産党宣言」「哲学の貧困」という重要な提起も収められている。「哲学の貧困」は初めて読んだが、プルードンを批判しながら、経済のエッセンスも示されており、資本論などにも通ずる部分があるように思った。また、マルクスやエンゲルス、その妻などが警察に拘束される様子を紹介した文書も紹介されており、革命のさなかの生々しさも実感されるものだった。

2016/02/23