感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まつど@理工
6
メモ：数学教育の常識を打ち破り、遊びとしての数学と体得的数学教育を提唱する、ユニークな数学教育論。数学教育の目的と数学の本質とをふまえた、日々悪戦苦闘している教師たちに送る、数学ぎらいを作らないための本。2014/04/04
Zaid
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タイトルの問いに対する直接的な「答え」はなく、それを追及するために、数学の様々な側面を紹介している本といえる。 面白いのは、この本が書かれた平成6年時点での、社会と教育の将来予測の部分。今から見ると、当たっている部分もあり、的外れな部分もあり、「そうなりそうだったけど時計の針が戻った」部分もある。2014/03/26
yuyu_de_gozaru
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掲題の問いに答えるのは非常に難しい．本書の前半は，多方面からこの問いにアプローチした内容で，後半は数学観を深めるような内容になっている．まぁ，この手の問いは，万人が納得する決定的なキャッチフレーズ型の答えを出せないんだなぁ，ということが身に染みる一冊だった．読み物としては面白かった．特に「二つの数学」というセクションは，なかなか感慨深いものがあった．2011/02/05
