目次
英米文学の礎:シェイクスピア(『から騒ぎ』における音楽効果;ハムレットが「語る」エリザベス朝演劇の変化;ロバート・アーミンの演じた地獄の門番;初期近代英国劇場における小道具としての剣―ロング・ソードについての考察;フランコ・ゼッフィレッリ監督『ロミオとジュリエット』におけるロレンス修道士の表象)
展開するイギリス文学:ブロンテからイシグロまで(『ジェイン・エア:自叙伝』における物語の構成;ブロンテ姉妹の小説の中の植物;『ブロンテ・スタディーズ』におけるブランウェル像の変遷―2000年以降;D.H.ロレンスの『新詩集』について;フランシス・キングの「それぞれの大義」の語りにおける空白と二重性;Uncanny Large Houses in the Novels of Kazuo Ishiguro)
拡張するアメリカ文学:ローカルからグローバルへ(「山の勝利」―WeddelとVatchの反目の行方;Origins of Henry James,the Dramatist:Reflections on His Early Plays;兵士が見た景色―ヘミングウェイの“In Another Country”論;ヘミングウェイ「フランシス・マカンバーの短く幸福な生涯」について;Ezra Pound and Noh from a Japanese Perspective;クム・カフア・シアターのあふみとエドワード・サカモトにみるハワイのローカル演劇)
文学批評:読みの可能性を探る(解釈の向こう)