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内容説明
カレンはどうしてもあきらめきれなかった。モデルをしながら貯めた虎の子の30万ドル。闇金業界で力を振るう昔の愛人サミールを信用して預けたのに、いくら催促しても返してくれない。たまたま婚約者の家で強盗に遭遇したカレンは一計を案じ、ボビーとロイドという二人組にサミールの家を襲撃する計画を持ちかけた―獲物は現金の詰まった金庫、自分が手引きするから成功まちがいなし、と。だが、彼らの荒っぽい強奪作戦は思ってもみなかった展開に…。
著者等紹介
レナード,ピーター[レナード,ピーター][Leonard,Peter]
ミステリ界の大御所、エルモア・レナードの息子。25年間、広告会社に勤務。現在はパートナーの地位にある。5年間かけて処女長篇『震え』(武田ランダムハウスジャパン刊)を執筆、2008年に満を持して出版、好評を得る。妻と4人の子供とともにミシガン州バーミンガムに居住
濱野大道[ハマノヒロミチ]
1978年札幌市生まれ。翻訳者。ロンドン大学・東洋アフリカ研究学院(SOAS)タイ語および朝鮮語学科卒業。同大学院・タイ文学専攻修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。