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内容説明
レナータは人里離れた森のなかの売家にいた。私立探偵の彼女は今、不動産エージェントに扮し、殺人犯かもしれない男を待っている。男の姿を探そうと外に出たレナータは、野良犬の群れに襲われそうになるが、一匹の狼が現われ、犬たちを追い払った。胸を撫で下ろし、空き家に戻った彼女のもとに、今度は、こんな場所に来るはずのない顔見知りの男が訪ねてきた。心配そうにレナータを見つめる彼は、なぜか裸足の状態で…。好評のムーン・シリーズ第8弾。
著者等紹介
ヨーク,レベッカ[ヨーク,レベッカ][York,Rebecca]
1990年のデビューを皮切りに、現在まで100作以上の作品を発表。多くの作品でRITA賞やダフネ・デュ・モーリア賞など、数々の賞を獲得している。メリーランド州コロンビア在住。ニューヨークタイムズ紙、USAトゥデイ紙、パブリッシャーズウィークリー誌のベストセラーリスト常連
皆月悠乃[ミナツキユノ]
京都市出身。大阪大学卒。英米文学翻訳家。主にロマンス小説の翻訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mum0031
2
第8弾犬の訓練士のジェイコブと私立探偵のレナータ。連続殺人の犯人を追うレナータと、レナータの安全を気遣うジェイコブ。女神の生まれ変わりのレナータと神と人間の間に生まれたジェイコブ。ついに、女神が出てきちゃった。。ここまで来たら、後はエイリアンしか無いでしょ?次回作は、まだ翻訳されていないようなので。ここで、終了しましょうかね。。。2016/11/26
寒上ぺそぎん
2
帯のあおりが気になったので、いきなり8作目から購入。人外好きですし。読んでみたら、この手の作品にありがちな、巻を重ねている=結婚適齢期の血族多いと楽だなシリーズの一つだった。サクサク読めたのは良いのだが、内容もサクサクしておりアダルティック中二風味(笑)。話の持って行き方も唐突。今時“金返せラノベ”でもこういう設定にはしなかろうなぁ、と感じた。キリスト教圏なら、斬新で滅多に見ないモノなのかもしれないが……。2012/01/20
みるて
1
図書館の本 読了 Moon82012/04/14
MOMO
1
悪魔によって、深い関係となった者を奪われ続けてきたレターナちゃん。そんなこととはつゆ知らず、自分は呪われてる、もう誰も愛さないと心に堅く誓います。しかし、なぜかジェイコブ君に惹かれる思いには抗いようもなく・・・しかも、それはいくつもの別の時代、別の場所でも繰り返されてきたような・・・ってな感じの今回のお話。作者ときたらパラレルワールドだけでは飽き足らず、とうとう輪廻転生、悪魔に女神まで出してきたわ・・・マーシャル一族の伴侶の力はどこまで拡大していくんだ??2012/03/09