ＲＨブックス＋プラス 深煎りローストはやけどのもと―コクと深みの名推理〈９〉

コイル，クレオ【著】〈Ｃｏｙｌｅ，Ｃｌｅｏ〉/小川 敏子【訳】

武田ランダムハウスジャパン（2011/10発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 496p／高さ 16cm
• 商品コード 9784270103968
• NDC分類 933
• Cコード C0197

出版社内容情報

カフェばかり狙った連続放火事件が発生。クレアの店も狙われている?!　デリシャスなフード＆レシピ満載の人気シリーズ、最新刊！

相変わらずいつものように気ぜわしい毎日を送っているクレア。しかし、ふだんとほとんど変わらない一日が、とんでもない日になった――。知り合いのカフェに遊びに行ったところで、そこが火事になって、マダムとクレアは間一髪助かった。原因は時限爆弾らしい。
知り合いになった消防隊の人々の獅子奮迅の活躍ぶりを見たクレアとマダムは、消防隊のチャリティに全面協力を誓う。
さらにまた市内のカフェで、爆発物による火事が起きる。消防隊員に犠牲者も出た。しかも事故死ではなく、他殺で。これはカフェを狙った連続放火事件なのか？　だとするとビレッジブレンドも危ない？　クレアは事件の真相を探り始めるのだが……。今回もおいしいレシピ満載、好評シリーズ第９弾！

【著者紹介】
クレオ・コイルは、マーク・セラシーニとアリス・アルフォンシの夫婦合作のペンネーム。別ネーム、アリス・キンバリーで刊行している〈ミステリ書店〉シリーズも人気を博しており、邦訳は一巻目の『幽霊探偵からのメッセージ』があり、以下続巻。

内容説明

今日もおいしいコーヒーを淹れるのに余念のないクレア。しかし、平凡な一日が、とんでもない日になった―。老舗コーヒーハウスをマダムと訪れたところ、そこで爆発が！消防士たちの命がけの救出活動でマダムは無事だったが、さらに別の店でも火事が起こる。これはコーヒーハウスを狙う連続放火事件？それならうちのお店も危ない？クレアは事件の真相を探りはじめるが、消防隊のことも気になって…。簡単おいしいレシピ付き、好評シリーズ第９弾。

著者等紹介

小川敏子［オガワトシコ］
慶應義塾大学文学部英文学科卒。英米文学翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[はるき]

クレア、大暴走。コージーミステリーのヒロインは暴走系の人も結構いるが、今回は本当に行き過ぎ(^_^;)家族や仲間のためになりふり構わず頑張るのがクレアのいい所だけど、今回はちょっと強引すぎた。よりを戻さず良い友人関係を築く元夫婦の関係は素敵。

2016/05/24

[み]

前作で読むの止めようと感じたけど、手にして良かったです。コージーっぽさ復活(^O^)次も読みましょ♪

2015/06/17

[くまこ]

シリーズ９作目。クレアの正義感はわかるが、仮説と検証がちょっと無謀。今回の話でマイクとマテオがお互いを理解し、クレアを守ろうとする場面は良かった。さて、次はどんな事件かな？楽しみです。

2017/04/22

[ペルー]

今回はたくさん人が死んだし、色々な事件も絡んで、結構派手だった！クレア、死なないのが不思議なくらい(笑)読友さんが書いてたけど、元夫のマテオがとっても協力的でいい人だぁ！(笑)クレアの回りには何故かいい男ばかり。羨ましいぞ。さあ、次、行こう！

2015/12/06

[むらさきめがね]

今回のクレアは、なんだかパニックサスペンス映画におけるジョディフォスターを思わせる。正直感じはあまりよくない。刑事の人たちも一素人の言うことを真に受けて欲しくないよ。このようにツッコミどころ満載でもコーヒーのうんちくは今までで一番面白かった。

2015/12/05