ＲＨブックス＋プラス ウェディングケーキにご用心―カップケーキ探偵〈１〉

マッキンリー，ジェン【著】〈ＭｃＫｉｎｌａｙ，Ｊｅｎｎ〉/上條 ひろみ【訳】

武田ランダムハウスジャパン（2011/07発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 327p／高さ 15cm
• 商品コード 9784270103890
• NDC分類 933
• Cコード C0197

出版社内容情報

小さな町で同級生同士が作った新規開店のカップケーキ屋さんに早くも危機。キュートなコージー・ミステリ新シリーズ！

アリゾナ州スコッツデールという小さな町で、メルとアンジーは念願のカップケーキ屋さんを開いた。
出資者は同じく小学校からの同級生のテイト。お店の評判は上々、ふたりは生き生きと働いていた。
だがテイトが結婚することになり、三人の関係に微妙な空気が……。しかもテイトの婚約者はいけすかないデザイナーのクリスティー。メルはウェディング・ケーキを頼まれたけれど、あまりにわがままな注文にブチキレる寸前。そして、結婚式目前、試食用にメルが作ったカップケーキを手にしたクリスティーが死体で発見される。カップケーキには毒が……。
メルもテイトも容疑者になり、客足は途絶え、開店早々店は絶体絶命のピンチ！　三人と彼女たちのサポーターはみんなで事件を解決しようとたくらむのだが……。
かわいいカップケーキ屋さんで起こる、恋とミステリが満載の新シリーズ。オリジナルレシピつき。

【著者紹介】
みずからスイーツマニアを自称するアメリカのミステリ作家。息子のためにお菓子を作るうち、お菓子作りの腕を磨く。本シリーズのほか、ミステリやロマンティック・コメディのシリーズを執筆。ルーシー・ローレンス名義でもミステリをシリーズあり。現在は本書の舞台であるアリゾナ州スコッツデールにミュージシャンの夫とふたりの息子に猫や犬などの動物に囲まれて暮らしている。

内容説明

メルとアンジーは小学校からの大親友。スイーツ好きなふたりは、念願かなって故郷に小さなカップケーキ・ショップをオープンした。お店の評判は上々で、幸先のいいスタートにほっとするメル。そこへお店の共同経営者でもある幼馴染みテイトのいけすかない婚約者から、ウェディングケーキの依頼が。いやいや引き受けたものの、これがお店を危うくする大事件に発展するなんて…。恋と、甘いスイーツと、ミステリがいっぱいのキュートな新シリーズ第１弾。

著者等紹介

マッキンリー，ジェン［マッキンリー，ジェン］［ＭｃＫｉｎｌａｙ，Ｊｅｎｎ］
アメリカのミステリ作家。ルーシー・ローレンス名義でもミステリのシリーズあり。アリゾナ州スコッツデール在住

上條ひろみ［カミジョウヒロミ］
慶應義塾大学文学部卒。英米文学翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ゆみきーにゃ]

《購入》シリーズ一作目。久しぶりのコージーミステリ。カップケーキが食べたくなる(笑)サクサク読めて面白かった。続きも読みたいな。

2012/01/11

[み]

感想を読んで気になった作品、初読みの作家さん。コージーにしては、突っ走り方がやさしめかも、あっさりとした感じ。これからの検事補と弁護士さんの因縁に期待しちゃいます(^.^)

2015/11/06

[ごへいもち]

コージーとしてはまぁまぁ読みやすかった。次も読んでみようかな。いろいろなカップケーキ作ってみたい

2013/12/24

[寧々子]

シリーズ第１弾、初素人調査ですから聞き込みくらいしかできないし、犯人もわかりやすい設定の犯人なので殺人が起こる前から犯人がわかった。　ミステリーの部分も今後もうちょっとレベルを上げてもらいたいけど、メルの元気一杯でちょっと過干渉な母親やアンジーの超過保護な7人の兄や、 一風変わったお店がご近所さんみたいだし、ロマンスもちょっと複雑な感じで いろいろな事が起こりそうな要素は詰まってるので今後を楽しみにしてます♪　カップケーキも美味しそうだしね♪

2011/09/11

[Jinny]

主人公たち、メル、アンジー、テイトの幼なじみ三人組が年齢(そして経歴)のわりにちょっと純朴すぎというか子供っぽいし、他にも子供じみた振る舞いをする人がずいぶん出てくるんですが、話の長さ、読みやすさ、美味しそうなカップケーキも出てきて、まさにお茶の時間などにリラックスして読めるコージーミステリ。三人組が古い映画のファンで頻繁に台詞を引用しては、どの映画からの引用か当てっこするのも楽しめました。

2014/06/20