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内容説明
早く帰りたいときに限って問題は起こるもの―。公園で開かれる手づくり菓子の販売会を、ボランティアで手伝うことになったスザンヌは、一刻も早く居心地のいい自分の店に戻りたかった。ところが、チェリーパイを取り置きしていった葬儀屋のオジーがいっこうに姿を現わさない。そこでパイ皿を手に、ひと気のない葬儀場を訪ねてみると、そこには息のないオジーが横たわっていて…。ケーキづくしの好評シリーズ第2弾。
著者等紹介
チャイルズ,ローラ[チャイルズ,ローラ][Childs,Laura]
広告代理店でライター兼プロデューサー、さらに自らが設立したマーケティング会社のCEO兼クリエイティブ・ディレクターを務めた後、シナリオライターになる。その後ミステリ作家を目指し、2001年に“お茶と探偵”シリーズ第1作『ダージリンは死を招く』でデビュー
東野さやか[ヒガシノサヤカ]
上智大学外国語学部英語学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こかげ*ゆるゆる
23
敬愛する書店員の読友さんから、段ボールいっぱい貸してもらった本の1冊です!(^^)!コージーミステリですが、主人公のスザンヌの生き方に、これからの生き方を教えてもらえてしまうので、ついついそっちメインで読んでしまいます*+「わたしは待たないの(中略)他人からどう思われようと、あまり気にならない。ひたすら前に突き進み、できるかぎり前向きで希望をもち、図太くいこうとがんばってる」他にもたくさんいいセリフがありましたが、今回はこれ!夫を亡くしたばかりのスザンヌが、好意を持ってる男性に打ち明ける場面です*2014/09/18
黒猫
12
第二弾も楽しく読みました。出てくる料理、全部食べたい。こんな夜中にお腹がぐーぐー鳴る。スザンヌの恋や犯人登場となる最後がバタバタした展開だった。次も楽しみ!レストラン出店の夢がどーなるのか気になる!2020/07/16
ごへいもち
11
すごく美味しそうなものが次々出てくるところだけがいい。登場人物達のキャラも立っていないし魅力も感じない。ミステリーとしても全然評価できないし2012/02/10
キキベル
10
頭休め的な一冊。 ミステリーより、出てくる食べ物にワクワクします。 この3人の中なら、ペトラが好きかな。 暴走気味の2人を静めたり、お店もしっかり守って。 ペトラがいるから、スザンヌもトニも好き放題できるんでしょうがね。2016/04/28
じゅり子
9
再読祭り(笑)。そろそろ私の苦手なサムがうろうろし始めたんで、しばらくこのシリーズの再読はやめよう(笑)。しかしいつも死体を発見する主人公のスザンヌよ、コージーミステリのお約束のようなものですが…。私はゆたかな身体と広い心を持ち、お料理も編み物もキルトの腕もすばらしいペトラの優しさが大好き。イベント盛りだくさんだな。ロマンス作家のカーメンが憎たらしくて好き(笑)。2016/08/24