- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > 海外文学
- > ランダムハウス講談社文庫
内容説明
「おかしな電話がかかってくるんだ」70匹もの猫を飼う、猫屋敷の老女の言うことなんて、真に受ける人間はなかった―テンプル以外には、ひょんなことからテンプルも、老女の言う怪電話を聞いたのだ。蛇のようなシューという奇妙な音…男女の区別のつかない声…。猫嫌いの嫌がらせ?心配を募らせていた矢先、老女が謎の死を遂げた。目撃者は70匹の猫のみ。老女の身に一体何が?黒猫ルーイの新しいルームメイトも登場する、猫づくしの第3弾。
著者等紹介
ダグラス,キャロル・ネルソン[ダグラス,キャロルネルソン][Douglas,Carole Nelson]
1944年生まれ。ジャーナリストとして働きながら、1970年代末に創作活動を開始。1984年から執筆活動をはじめ、ミステリ、スリラー、ファンタジイ、SF、ロマンスなど幅広く活躍。夫とテキサスで暮らしている
甲斐理恵子[カイリエコ]
1964年札幌市生まれ。北海道大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
飛鳥
23
黒猫ルーイの大活躍の第3弾。主人公の広報テンプルが心惹かれる謎多きマットの小学校時代の恩師のシスターからイタズラ電話の相談を受けた事から少しずつ猫絡みの事件に巻き込まれていくテンプルとマット。70匹以上の猫を飼う女性への嫌がらせや猫への虐待行為が次々に起きると同時にマットの過去やテンプルの失踪中の恋人マックスの知られざる過去などテンポよく進むこのシリーズ楽しくて大好きです。美人仔猫のキャビアも現れ驚きのルーイとの関係も発覚したりと今回は特に猫三昧の物語で面白かったです。2017/11/18
そらみく
8
シリーズ3作目!3作目となるとかなりキャラに愛着があるので格段に読みやすくなった…今後のテンプルとマットも気になるし、果たしてどうなっていくのか⁉︎今回は猫屋敷で猫盛沢山!…でも動物が酷い目にあうのはとっても苦手…2017/10/27
そら@真面目にダイエット中
4
テンポよく進むのが良いところなんだけど、たまーにまどろっこしいときある。全体的には面白いんだけど。2020/12/04
ゆみりん
1
再読。 (準)主人公のテンプルと同じアパートメントに暮らす隣人のマットの正体が明らかになる巻。美形で真面目で心優しく人の良い、完璧と思える彼。こうきたか~と思いつつ、まだまだ何かあるような。 今回も殺人事件に巻き込まれ、常連のモリーナ警部補もご登場。推理小説で、主人公とよく顔をあわせる警察官(しかも警部補)が女性というのは珍しいのでは。と、今更ながら気づいたり。2017/08/22
chinami
1
宗教なあ...カトリックなぁ...はじめの方は、わくわくだったのに。。2013/03/24
-
- 和書
- ベーシック英語構文文法