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内容説明
鉄柵に囲まれ、不気味にそびえたつ豪奢な館。そこに住む老女が幽霊を見たショックで死亡!?その奇妙な死と、意外な遺言が世間を驚かした。豪邸および莫大な財産のすべてを、赤の他人である郵便配達人に遺す、というのだ。しかしそこは幽霊屋敷と噂される館。喜び勇んで移り住んだ郵便配達人は、すぐに夜も眠れぬ体験をすることに…。女のすすり泣く声、針が止まらない大時計―幽霊屋敷の謎に、幽霊探偵と書店主のコンビが挑む人気シリーズ第5弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
飛鳥
24
書店経営のシングルマザーの女性と半世紀以上前に亡くなった探偵の幽霊のコンビの第5弾も面白かったです。郵便配達員のシーときモアが謎の死を遂げた女性の大豪邸を相続することに。警察に犯人の疑いをかけられたシーモアの為に幽霊探偵ジャックと現在の事件とジャックが昔関わった事件の共通点を解き明かしていく鋭い観察眼の推理とのんびりしたコージーらしさが合わさっいてとっても楽しかったです。2017/06/19
あや
10
【図書館】幽霊探偵シリーズ5作目。今回は幽霊尽くしです。ジャック消滅の危機でペネロピーが想いを自覚したり、今後の展開がますます気になります。2011/01/31
poke
9
面白かったー!シリーズ終了・・・?コーヒーよりこっちのシリーズのほうが好きなんだけどな。2015/07/05
熊猫
8
ストーリーよりも本に対する姿勢の話が心に沁みた。 人の好きなジャンルをあれこれ言わない。自分の好きなジャンルにも言って欲しくない。 好きな本を好きだと言いたい。 北上次郎さんも同じことを仰っていたなぁと。 ミステリ部分はある程度想像がつくんだけど、それを補って余りあるほどのエピだった。読んでよかった。2015/04/22
あつぼう
8
5作目を迎えた本作。遂にペネロピー以外にもジャックの存在を感じ取る事の出来る人物が登場。この女性は今後このシリーズにどのような影響を及ぼすのか注目です。今回の事件が幽霊絡みって事で霊媒師やゴーストバスターズが登場するのでペネロピーはジャックの事が心配になります。ジャックの事を親身に考えるペネロピーの姿っていいですよね。ジャックの存在がそれほど特別になってきたって事ですね。今回の事件あつぼうは最後まで犯人が分からなかったけど、よくよく考えると犯人に繋がる伏線が散りばめられてましたね。2011/01/21
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