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ランダムハウス講談社文庫
ディミティおばさまと古代遺跡の謎―優しい幽霊〈3〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 431p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784270103272
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

ある考古学者の大発見が平和な村を危機に陥れる!?村の平穏を取り戻すため、主人公ロリは、遺跡の謎を記した古書を探すことに。

【あらすじ】
ひとりの考古学者が村にやってきたことで、村は前代未聞の分裂の危機に。彼の発掘作業のせいで、収穫祭の会場が占拠されてしまったのだ。村人は、発掘支持派と収穫祭支持派とで分裂。この危機を脱する方法はひとつ。遺跡が偽ものであることを示した200年前の古書の行方を追うことなのだが……。

内容説明

村の果てに広がる何の変哲もない原っぱ。そこに一人の考古学者が現われ、古代遺跡を発見したからさあ大変。発掘をめぐり、村人は賛成派と反対派で一触即発の危機に。両者の板ばさみになり頭を抱えるロリだったが、解決策は一つ。遺跡の秘密が記されているという古書を入手し公開すること。そこでロリがディミティおばさまの力を借りて古書捜しに乗り出すと、思いがけず、村に眠っていた暗い過去まで呼び覚ましてしまい―。

著者等紹介

アサートン,ナンシー[アサートン,ナンシー][Atherton,Nancy]
コロラド州コロラドスプリングス在住。92年に発表した「ディミティおばさま現わる」は、「米独立系ミステリ専門書店協会による20世紀ベスト・ミステリ100」に選出。93年には、マカヴィティ賞の最優秀処女長篇賞にノミネートされた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

♪みどりpiyopiyo♪

38
英国の小さな家が舞台のほのぼのミステリ。ある考古学者の発見が小さな村に前代未聞の大騒動を巻き起こすことに! ■面白かった♪ 前作のエンディングから、ロリとビルが平和に暮らしてるかと思ったら、人生の新たな局面で混乱を極めてました! ■双子のおばあちゃま ピム姉妹と、心強い助っ人 フランチェスカ、そして 最愛のディミティおばさまとうさぎのレジナルドが、優しくって むちゃむちゃ有能✩⡱ みんなの心が氷解していくのが嬉しくて。新たな一歩を歩みはじめた村のみんなににっこりなのでした ღ˘◡˘ღ (1998年)(→続2019/08/12

みちゃこ@灯れ松明の火

9
「感謝祭」のためにここまで話を引き延ばす必要があったのか?牧師館での盗難事件を軸にフィンチに暮らす人々の過去等をもっと丁寧に書いてくれたほうがスッキリして良かったと思う。敢えて事件性を持たせた事でストーリーはグダグダになったように感じる。終り方は良かったので引き続き読むことにする。2012/06/26

そら@真面目にダイエット中

4
うーん。 今回はあんまり面白くなかったかも。2021/12/29

mabel

2
シリーズ3作目はロリの物語は控えめ、ミステリ比率が高め。村の住人達に光を当てたことで、次作以降はより一層コージー感が高まりそう。表紙のレジナルド、グレープジュースのシミがついてたらもっといいのに!2014/06/16

おばけりんご

2
優しい幽霊シリーズ第三弾。二作目から少し時間がたち、家族が増えたロリ達一家がフィンチに腰を落ち着けるところから始まる話です。アガサクリスティのミス・マープルシリーズでイギリスの村の事はわかっていたつもりでしたが、どこも同じなのですね。ローマ人の歴史や第二次世界大戦のことも絡んできており、日本だけではなく他の国もまだ戦争に対しての心の傷は癒えてないのだと実感します。戦勝国のイギリスですらそうなのだと心が寒くなりました。今回は死が絡んでこないので事件が起こりますがどこか長閑なので安心して読む事が出来ました。2012/08/11

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