ランダムハウス講談社文庫
コマドリの賭け〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 436p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784270102718
  • NDC分類 949.63
  • Cコード C0197

内容説明

1942年。第二次世界大戦、ドイツ軍指揮下・東部戦線の英雄ダニエルが殺された18ヵ月後、ウィーンの病院に入院中の若きノルウェー兵士と看護婦が恋に落ちた。この二人の波乱の運命が思いがけない波紋となって広がっていくことに―。1999年。ノルウェー、オスロ。余命いくばくもない老人がネオナチに接近し、悪名高い暗殺用ライフルを入手。果たして彼の標的となる人物は誰なのか?『ジャッカルの日』に比肩する傑作ミステリ。

著者等紹介

ネスボ,ジョー[ネスボ,ジョー][Nesbo,Jo]
1960年オスロ生まれ。作家。1997年に長篇デビュー。ハリー刑事シリーズを中心に、年1作のペースで話題作を発表している。同シリーズで北欧の優れたミステリに与えられるグラス・キイ賞、ノルウェーのリバートン賞を受賞し、ノルウェー・ブッククラブよりノルウェー最高の犯罪小説に選出された。ミュージシャン、作詞家、エコノミストとしても活躍するなど、多才ぶりを発揮

井野上悦子[イノウエエツコ]
東京生まれ。早稲田大学第一文学部英文科卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

goro@the_booby

46
感想は下巻で書きますが、上巻だけではまだ事件の全貌が表れていないんだけど、ネスボは面白い!早速下巻へ。2017/06/05

わたなべよしお

23
 「悪魔の星」で、オスロ三部作が終わったので、この本を書棚から探し出した。三部作を最初から読み直そうと思ったのだ。ネスポを初めて知り、ファンになった。発行は2007年2月だったのだなぁ。前半は、いつもの通り、やや我慢して読まなければならない展開。以前も思ったが、ノルウェーの興味深い現代史を知ることもできる。2017/03/26

コムギ先輩

10
★★★★★ ハリーホーレ警部シリーズの次巻のネメシスを読んで気になったので、こちらを取り寄せようと思ったら、絶版になっており、Amazonの中古だと下巻が3万円とかの値段だったので図書館で取寄せ。今回の展開の一部を知っているだけに読んでてつらい。ジョーネスボは欧州で2800万部を超えるベストセラー作家らしいので、力があって電子書籍化を認めてないのだと思うけど(宮部みゆきさんみたいに)絶版になってしまうのはつらいので時間をおいて電子書籍化してほしいなぁ。2016/10/28

白玉あずき

10
場面転換の度、登場人物の名前を確認する情けなさ。第二次大戦時のノルウェーの状況に驚いた。もっと歴史を学ばなければ・・・・ナチスドイツとノルウェー人、オランダ人などが、共にレニングラードを包囲していたのか・・・・参戦していたのは国軍としてではなく「義勇軍」としてらしく、終戦後投獄されるとはびっくり。なんだか想像がつかない。2013/11/23

gonzui

9
途切れ途切れ読まざるをえなかったので人名把握に一苦労しつつ。彼女の安否が気になり取り急ぎ下巻へ。2017/08/18

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