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内容説明
美しいヴァイオリンの調べと、美味しい紅茶を味わう優雅なひと時。コンサート会場に選ばれたのは、古いヴィクトリア様式の豪邸―かつて病院や葬儀場として使われていたという、暗い歴史をもつ邸宅だ。それでも、すべてが順調に運んでいたその時、地元の名士が何者かにナイフで刺殺され、会場は騒然!まさか屋敷の呪い!?手がかりを求め、後日セオドシアが邸宅に忍び込んでみると、なんと隠し扉を見つけてしまい…。冒険と美味しさが詰まった第7弾。
著者等紹介
チャイルズ,ローラ[チャイルズ,ローラ][Childs,Laura]
広告代理店でライター兼プロデューサー、さらに自らが設立したマーケティング会社のCEO兼クリエイティブ・ディレクターを務めた後、シナリオライターになる。その後ミステリ作家を目指し、2001年に『ダージリンは死を招く』でデビュー
東野さやか[ヒガシノサヤカ]
上智大学外国語学部英語学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みなみ
25
お茶と探偵シリーズ七作目。殺人事件が勃発しているなかで、色々と探りまわるセオドシアにハラハラした。邸宅に忍び込んだりと違反行為もしているのはご愛敬なのかなぁ。優雅なお茶や食事の描写にうっとりとしつつもミステリーとしては不完全燃焼なまま読了。2022/07/04
みとと50
11
ヘイリーの作るランチのお店は是非言ってみたい。ドレイトンの詩付きで。小部屋やミステリーの部分はいつも通り。掛け合いが楽しみで読んでるようなものだし。デレインって元気だなぁ。 2013/07/05
クナコ
8
初読。コージー(なんちゃって)ミステリー第7巻。今回はいくらか美味しそうな料理は出れども、シリーズお得意のアメリカ南部の観光案内はなし。ブラッドオレンジ・ティーも秘密の部屋にも大して意味はなく、迷探偵はいつも以上に迷走、いや暴走していた。もうこれは警察に張り合って遊んでいるようにしか見えないけれど、きっと登場人物本人は真剣。ただしラストの行動はいただけない。独りよがりな正義感からの外来生物誘致は生態系破壊につながるし、たとえ子ども向け小説だとしてもそういう行動をパッピーエンドとして取り上げてはいけない。2023/05/27
みちゃこ@灯れ松明の火
7
このシリーズを読むとお茶や料理に興味津々になるのはずっと前から思うこと。そしてあと一つは犬を飼いたくなることも今回から付け加える。アールグレイ(犬の名前)が出てくると飼っていた犬のことを思い出す。やっぱり犬って良いよね。さて、今回のお話は私はちょっとセオドシアに共感したな。生きているものを粗末にすることに怒りを覚えます。私なら犯人を殴ってました。2012/05/28
そら@真面目にダイエット中
5
いくらコージーミステリーだからって、いろんなところでつめが甘いんだよなぁ。2021/06/29
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