ランダムハウス講談社文庫
会員制殺人サイト〈下〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 350p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784270102572
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

グレイス警視の捜査は難航していた。女性の遺体の直腸から発見された一匹のスカラベ―古代エジプトで復活の象徴とされた甲虫は犯人からのメッセージなのか?立ちはだかる難題を前に、大きな手がかりといえば、殺害を「パソコンで」目撃したという男性トムの証言。だが、彼が拾ったCDは何者かに盗まれ、パソコンに残された痕跡から捜査線上に浮かんだ人物もまた、残忍な方法で殺された。そしてトムの妻までが誘拐され、事態は一刻を争うことに…。

著者等紹介

ジェイムズ,ピーター[ジェイムズ,ピーター][James,Peter]
1949年、イギリスのサセックス州ブライトンに生まれる。脚本家、映画プロデューサーの顔も持ち、その著書の多くは世界各国語に翻訳されベストセラーになっている。“警視グレイス”シリーズの第1作『1/2の埋葬』もイギリスで発表されるや、2ヵ月もの間ベストセラーリスト入りし、フランス、ドイツでもトップ10入りを果たした。また、フランスではPrix Coeur NoirとLe Prix Polar International PrizeをW受賞。2005年には、米PW誌が選ぶ「アメリカで新たに有名になった推理作家5人」にも選出された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きうりっち

1
面白かったけどこれは読みたくないという描写が多くあり、あんまり楽しい本ではなかった。グレイス警視とクレオの関係の発展はおめでたいが、救いはそれくらいか。 前作もそうだが、これも映画を見ているような展開で退屈はしないけれど、結末はご都合主義という感じが否めない。内容が暗いからところどころのユーモアにも笑えない。著者が動物にやさしいのは好感が持てる。2014/05/16

あつぼう

1
。前作でもそうやったけど、事件解決が唐突に訪れるのにはちょっとビックリです。確かに事件を解決するにはそれなりに運も必要やけどそればかりに頼るのはどうかな。そこに至るまで地道な捜査が行われてるだけにその捜査が成果をあげてほしいものです。グレイスも恋人クレオのおかげで行方不明の妻サンディの影を少し乗り越えれたのかな。でもサンディの存在はこのシリーズに今後どう絡んでくるのか楽しみでもあります。一日でも早く3作目を読みたいです。個人的に好きなエマ・ジェーン巡査が無事に3作目に登場するのを祈りたいです。2010/01/02

おっさんB

0
グレイス警視ものですが、もうちょっと限界でしょうか?英国の地方都市の様子が垣間見えて、面白かったですが。2012/04/01

カクテキ

0
いやな時代だなあ、という事件。そんな丸わかりのタイトルはちょっと難アリ。シリーズものはレギュラー登場人物に重きを置くべきか。2010/02/13

きうりっち

0
後半は硫酸の話など、知りたくない情報満載で読み飛ばす。結局のところ殺人サイトの会員はまだいっぱいいて、これからもこういう事件が続くという示唆で終わり。あんまり気分の良くないラストでした。トムとケリーが助かったのだけは良かった。クレオという女性も妙に謎めいていてどこかで警視を裏切りそうな気がする。今後の展開が少しは気になるがあまり興味をそそられるシリーズではない。2018/03/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/462283
  • ご注意事項

最近チェックした商品