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内容説明
コーヒーの専門家に言わせれば、カフェインの入っていないコーヒーなんて、ただの水。そうクレアは蔑んでいたけれど、旧友が開発したこのカフェインレス・コーヒー豆の味は別格。三人のバリスタに試飲させても、文句なしのコクと酸味。もし発売が叶えば、必ずや、クレアの店に莫大な利益をもたらしてくれるはず!けれど、商売繁盛どころか幻の豆をめぐる裏取引や密輸、はたまた殺人事件にまで巻きこまれてしまい…。
著者等紹介
小川敏子[オガワトシコ]
慶應義塾大学文学部英文学科卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
河合奈緒美
29
毎回言ってますがどうも夫といい主人公といい生生過ぎて苛々。話の内容はそれなりに面白かったりするんだけど・・・でも何かと説明が回りくどいかな・・・2015/12/05
ペルー
25
【再読】ギリギリ1月に読了!この話しは、デカフェ(カフェインレスコーヒー)の話で植物園に行ったなってことだけ覚えていた(笑)事件は殺人が起きるのは結構後半で、解決のめども中々たたず。今回マテオが怪我しちゃうけど、クレアは大丈夫でした(笑)2016/01/30
ツバメマン★こち亀読破中
24
久々のシリーズ第5弾でしたが、すぐに心はニューヨーク(笑)幻のカフェインレスのコーヒー豆を巡る事件に、カフェ・ビレッジブレンドのマネージャー・クレアと共同経営者の元夫マテオが巻き込まれる!やがて関係者が立て続けに殺されて…。クレアとクィン警部補の仲が進展したのは良かったね!でも元義母のマダムはどう思うのだろう?…第6弾へGO!2021/09/26
みみずく
20
シリーズ第5作目。今回は大きな騒動になりそうなものが詰め込まれていたけどあまり生かされてなかったかな…と思う。私生活の方では少しクイン警部補が復活してきて良きかな。そしてジョイ。彼女を見ていると社会に出るということはもう一度生き直し学び直すことなんだなぁと思う。学生までの価値観とは違う場に身をさらされて浮かれたり打ちのめされたり…今のジョイが正しいとは思えないけどクレアは見守るしかないよね。とはいえ、ジョイの相手のあの言動は気持ち悪くてゾッとした…!クレアに同情するわ。2017/02/05
くまこ
17
シリーズ5作目。今回はカフェインレス・コーヒーのお話。ディカフェという言葉も初めて知りました。出てくる人達の恋の進展もあり、次回も気になります。おまけレシピのマフィンやクッキー作ってみようかな。2016/09/04