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- > ランダムハウス講談社文庫
内容説明
十九世紀ロンドンで、二件の殺人事件が起きた。被害者の共通項は九つのダイヤ―マハラジャが、インドに伝わる護符“九星宝”を作るために持ちこんだ宝石だった。だが、九星宝をダイヤのみで作るのは、神々に背く行為。まして、死の女神カーリーが愛する緋色のダイヤを使うなんて…。禁断の九星宝にかかわった人間に、相次いでもたらされる死の理由とは!?新聞社で植字工見習いとして働く孤児のサラが、行方不明になった九星宝と、殺人事件の真相を追う。
著者等紹介
フィッツパトリック,カイリー[フィッツパトリック,カイリー][Fitzpatrick,Kylie]
1964年、デンマークのコペンハーゲンでオーストラリア人の両親のあいだに生まれ、その後イギリス、アメリカ、オーストラリアで育つ。女優やドキュメンタリーフィルムの調査員という職を経て、現在はフリーの脚本編集者。パートナーと娘とともにサマセット在住
子安亜弥[コヤスアヤ]
南山大学外国語学部英米学科卒。アメリア新人翻訳家コンテスト最優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。