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内容説明
人気の視聴者参加番組“ショー・カイン”に出演する十人の男女を乗せたバスは一路ラスヴェガスへ。ところが、途中で奇妙な事件が起こり全員が意識を失う。目覚めると、そこは砂漠の真ん中の廃鉱だった。外界と隔絶し救援も望めない彼らのサバイバルゲームが始まる。だがそれは、一人、また一人と不可解な死が遂げていく連続殺人劇の幕開けでもあった!アガサ・クリスティーの名作に仏気鋭作家が真っ向から挑んだ異色ミステリ。
著者等紹介
ボーウェン,パトリック[ボーウェン,パトリック][Bauwen,Patrick]
39歳の現役医師。パリの病院で救急医療チームを率いる。激務のあいまを縫って書きあげた処女作の『カインの眼』で一躍ベストセラー作家に
中原毅志[ナカハラツヨシ]
1943年生まれ。翻訳家。ルーヴァン・カトリック大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ろーれる
3
昔見た、映画『セブン』を思い出した。長編(592ページ)だが、すらすらと読めた。2011/02/24
旅猫
1
面白かったですね。「そして誰もいなくなった」とまでは思わないけれど、いかにも現代的な物語。ハッピーエンドでよかったです。2011/03/18
まろんぐらっせ
1
物語の99%を占めた絶望感と、結末に抱いたアンフェア感を、最後の3Pほどでものの見事にひっくり返したことへの賞賛として★5です。新人作家の作品には時としてこういう爆弾があるから驚きです。2010/10/30
鉄髭
1
いかにも仏ミステリらしいトリッキーな作品。現代版、ハリウッド風「そして誰もいなくなった」。2009/02/05
ERI君
1
最近流行の構成なのかもしれない。サイコ物のと思ったら新本格的な落ちでした。2008/11/24




