時代小説文庫
ゆっくり雨太郎捕物控〈4〉人形屋お仙

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 334p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784270102152
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

花見頃に大店の若女房お仙が万引きで捕まったのだが、身に覚えがないという。悪い病のせいと婿の与之介はお仙を家に閉じ込めるが、夜にもなると近所ではお仙の泣き声や悲鳴が聞こえ…。お仙は本当に万引きをしたのか、それとも陰謀か。ゆっくり雨太郎の推理が冴える。好評時代推理シリーズ第4弾。

著者等紹介

多岐川恭[タキガワキョウ]
本名、松尾舜吉、1920年福岡県生まれ。東京帝国大学経済学部卒業後に毎日新聞社へ入社。勤務するかたわら、「白家(しらが)太郎」の筆名で小説を書く。53年に推理小説専門誌「宝石」に『みかん山』が佳作入選し、デビュー。初の長篇「氷柱」が58年に第39回直木賞候補となる。同年、『濡れた心』で第4回江戸川乱歩賞を受賞。さらに短篇『落ちる』『笑う男』『ある脅迫』の三本で第40回直木賞を受賞。戦後初のミステリーの直木賞受賞作となった。以降、広いジャンルで作品を発表、後年は時代物を数多く手がけた。1989年紫綬褒章を授与される。1994年12月に死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品